メロンパン?いいえ神戸では「サンライズ」といいます
ニシカワパンが新商品「サンライズ(レーズン)」を発売 神戸市ほか
創業77年を迎える老舗パンメーカー『ニシカワパン』から、2月1日に新商品「サンライズ(レーズン)」が発売されました。価格は1個171円(税込)で、イオンやヨーカドーなど大手スーパーや小売店で購入できます。
1947年に加古川で創業した「ニシカワパン」は、材料と製法にこだわった昔ながらの伝統製法と熟練職人が生み出す手づくりの味が人気で、今では関西(一部関東)を中心に約1,000店舗ものスーパーで販売されています。
今回新たに登場した「サンライズ(レーズン)」は、県民には馴染みのある見た目とネーミングから、発売前から公式X(旧Twitter)でも話題に。
ふんわりとしたぶどうパン生地と、パールシュガーを練り込んだクッキー生地で仕立てた、シャリっと楽しい食感の「サンライズ」は、レーズンのほのかな酸味とクッキー生地の甘さが程よくマッチしています。
実は同社では、一見似ている「丸ぼーろメロン」というパンが既に販売されていますが、その違いは「丸ぼーろメロン」の生地はブリオッシュであるのに対し、「サンライズ(レーズン)」はレーズンが入ったぶどうパン生地であること。
ちなみに神戸地域でメロンパンと呼ばれるものは、白あんが入ったアーモンド形のパンが一般的で、発案したコープこうべのパン職人がマクワウリの形に似ていることから名付け現在に至るのだとか。ニシカワパンでも「白あん入りメロンパン」という名前で売られています。
新商品の「サンライズ(レーズン)」は、新商品会議で営業部が満場一致で発売決定となった自信作だそう。「ふんわりぶどうパン生地とパールシュガーを練りこんだクッキー生地で、ふんわりとシャリッとの新しい食感に仕上げることで、新しい購買層にもアピールしていきます」と担当者はコメントしています。
<記者のひとこと>
呼び方の違いで出身がわかってしまうのは面白いですよね。それにしても、このメロンパンならぬ「サンライズ」は、レーズンまで入ってとても美味しそうです。
詳細情報
- 販売開始
- 2024年2月1日(木)~
- 場所
- ニシカワパン
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