最後まで飲み干したくなる"関東風"のつけ汁にハマる
春日野道の『SOBA まんまる』で「せいろ蕎麦」を味わってきました 神戸市
昨年12月11日にオープン!阪神春日野道駅から徒歩3分の『SOBA まんまる』(神戸市中央区)で、コスパ抜群の「せいろ蕎麦定食」を味わってきました。
同店は東京で30年以上、寿司や和食、洋食店など幅広いジャンルで活躍していた粟飯原さんが地元・神戸に戻り、立ち上げた蕎麦屋。店名は"みんな笑顔でま~るく生きましょう"というメッセージを込めて名付け、家族で営むあたたかいお店です。
扉を開けると、まるでおうちの玄関のようなスペースが。靴を脱いでリラックスして過ごせるところも魅力のひとつです。
おすすめは「本日のまんまる定食」。そばやだし巻き卵、天ぷらなど、同店の看板商品が1度に食べられるようにと誕生したメニューで、オープン当初は数量限定でしたが、人気のあまり材料が売れ切れない限り終日提供するようになりました。
色々な料理が少しずつ味わえるのはうれしい!この日の日替わりおかずは「ブロッコリーのナムル」と「豚ヒレステーキ しょうがと玉ねぎソース」が登場。
そば粉は時期によって異なり、現在は北海道石狩沼田産のキタワセ種を使用。毎朝手打ちし、透明感のある透き通った見た目が美しい。鰹と濃口醤油がきいた、関東風の辛汁(からじる)に3分の1ほど付けて、そばの芳醇さとともに楽しむのがポイントです。
同店は、そば粉9割、つなぎ1割の「九一(くいち)そば」という珍しいスタイル。つなぎを1割練り込むことで喉ごしの良さを演出しています。噛むごとに甘みがあふれて、粘りが強く、しっかりとした歯ごたえが感じられました。
訪れるお客さんも"関東風のおだしが珍しくておいしい!"と、そば湯で割って最後の一滴まで飲み干す人が多いのだとか。
本日の天ぷらは、エビ、ししとう、エリンギがお目見え。素材のおいしさを生かして衣は薄く、エビのぷりっとした食感もしっかり残っています。
こちらは1月末からの新メニュー「まんまるセット」。温かい「天かすそば」に、常連から人気の「炊き込みご飯」、日替わり小鉢、香物が付きます。
「天かすそば」も、濃厚なダシと天かすのサクサクとした食感、柚子の爽やかな香りに包まれて、身体がぽかぽか温まります。
お米は、小粒ながらも厚みのある兵庫県産ヒノヒカリの新米を採用。鶏肉やにんじん、ごぼうなどシンプルな具材にそばつゆを加えて炊き上げています。
あっさりやさしい味付けのため、そばに合わせやすく、さらに食事の満足度を高めてくれました。今後は、鶏天+釜めしなどの新メニューも登場するかも?
奥播磨の日本酒や瓶ビール、焼酎などもそろっているため、昼飲み利用もOK。さまざまな飲食店に務めてきた粟飯原さんだからこそ"そば屋"という概念にとらわれず、お酒に合う逸品やテイクアウト商品などもこれから準備していきたいとのことです。
詳細情報
- 店舗
- SOBA まんまる
(神戸市中央区八雲通1-1-5)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.14:30)
- 定休日
- 日曜日、祝日、第1・3木曜日
- TEL
- 078-203-5481