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阪神・淡路大震災から30年となる節目に公開

神戸を舞台にした映画『港に灯がともる』の制作が決定 神戸市

神戸を拠点とする制作会社・ミナトスタジオが、神戸を舞台にした映画『港に灯がともる』の制作を発表しました。阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年に公開予定。

写真:平野愛 写真:平野愛

「神戸を舞台に」「心のケアをテーマに」した神戸発の映画として、2021年に公開された映画『心の傷を癒すということ劇場版』の制作チームが中心となり企画され、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のチーフ・ディレクターなどを務めた安達もじり氏が監督を務めます。主演に抜擢されたのは、福島県いわき市出身の若手女優・富田望生(とみた みう)。今作が映画初主演となります。

制作発表にあたって安達監督は「神戸での取材では、震災で家や仕事を失い『わが町』を追われた被災者たちの、その後の長い年月に及ぶいろんな苦悩をお聞きしました。町は復興しても、心の傷はすぐに癒えるものではないということも、改めて痛感しました。『人が人として生きること』とは何なのか、その根源的な問いを前に、日々悩みながら製作準備を行っています。いろんなルーツをもつ人がともに生きる文化を育んできた神戸だからこそ伝えられるメッセージを、作品の中でしっかり表現し、届けていきたいと考えています」とコメントしています。

<ストーリー>

阪神・淡路大震災の一か月後に長田で生まれた、在日韓国人三世の金子灯(あかり)。震災で家も仕事も失い、家族の生活が荒廃していく中で、幼い頃から家族との確執を抱え、家を飛び出すことばかり考えてきた。「家族と私」「国籍と私」に悩む灯は “双極性障害” を発症し、回復を目指していく中で希望を探し続ける日々を送っていた。

時を経て障害との付き合い方がわかってきた灯は、新しい職場で長田区にある丸五市場の再開発計画と関わることに。コロナ禍を経て、様々な人々と出会い、支えられ、心を通わせ、家族とも向き合い、長い時間をかけて、人生にかすかな光を見出していくー。高校卒業から12年間に及ぶ主人公・灯の模索の日々を、神戸の喧騒を舞台に繊細に紡いでいくオリジナルストーリー。

<記者のひとこと>
日本に住んでいれば、どこであろうと「被災者になる可能性」はゼロではありません。だからこそ、被災の経験の有無に限らず、ひとりでも多くの人の目に触れてほしいと個人的に思います。

詳細情報

公開日
2025年予定
作品情報
映画『港に灯がともる』

製作 合同会社 ミナトスタジオ
脚本 川島天見・安達もじり
プロデューサー 城谷厚司 安成洋
取材 京田光広(NHK エンタープライズ)
監督 安達もじり
この記事の地域の天気情報

Kiss PRESS編集部:甘佐

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