南あわじ市の「広田梅林ふれあい公園」で、約450本の梅が見ごろを迎えています。2月18日から3月10日までは「梅まつり」が開催されます。

鶯宿と南光をはじめ様々な種類の梅が見られます

古くから梅の名所として知られて来た南あわじ市広田地区。第二次大戦中に失った梅林を、1966年に地域の老人クラブが中心となり、5000平方メートルの敷地に、鶯宿（おおしゅく） と南光（なんこう）の2種類の梅を約300本植樹し復元。現在まで大切に管理されています。

また隣接地には、2005年に憩いの場づくりとして整備された「広田梅林ふれあい公園」があり、こちらには約1,500㎡の敷地に梅150本と桜50本が植えられているほか、あずまや、駐車場、トイレなども設置されていて、例年多くの観梅客でにぎわいます。

高低差のある敷地で梅の景色が見晴らせます

「梅まつり」の期間中は、地元住民による青空市等の露店が開かれるほか、近隣にある南あわじ市役所旧緑庁舎に臨時駐車場が設置されます。

可憐な梅の佇まいに心安らぎます

同市の担当者からは「大宮寺の裏山に広がる梅林は淡路島随一の梅の名所で、毎年見ごろになると辺り一帯が薄紅色と白色に染まり、ほのかな甘い香りが漂います」と、同梅林についてコメント頂いています。