洋食の街・神戸の中でも人気店がひしめき合う元町に2020年オープンした『ビストロ ON Y VA（オニバ）』（神戸市中央区）。「美味しい」と数多くの口コミが寄せられていた “ビフカツ” を食べに行ってきました。

赤とグリーンが鮮やかな外観が印象的

お店の場所はJR元町駅から歩いて約4分ほどの路地裏。鯉川筋沿いにあるセブンイレブンを目指して進むと、分かりやすいと思います。

『洋食屋 神戸デュシャン』や『Bar＆Bistro 64（ロクヨン）』でシェフをされていた藤田さんが独立しオープンした同店は、ビストロらしいオシャレな料理やお酒が楽しめる隠れ家的なお店。

絵画や雑貨、グリーンもあしらわれた店内は男性でも女性でも入りやすい雰囲気が漂っていました。

「ビフカツS」1,100円（税込）、「エビフライ」600円（税込）

早速お目当ての「ビフカツランチ」を注文。カツは枚数が選べるようになっています。筆者も初めて訪れたので、ビフカツSとエビフライの組み合わせを選択しました。

先に出てきたスープをいただくと、鶏の旨味に卵のコクが加わりブラックペッパーのアクセントが絶妙。冷えた体が温まりほっこりしていると、早速ビフカツが運ばれてきました。

カツ1枚のビフカツSランチは一番人気。ご飯大盛はプラス100円

こんがり揚げられたビフカツとエビフライはその盛り付けが美しく心躍ります。お肉の香りに誘われるまま、ビフカツを食べてみるとサクッカリッとした食感に感動～。揚げた後余熱で火入れをした牛フィレ肉はとっても柔らかくて、赤身ならでは旨味がじわっと広がります！

さっぱり仕上げたトマト多めのデミグラスソースも相性抜群で、思わず「美味しい...」と何度も声が出てしまいました。

また食べていて気づいたのはお肉のサイズ感がちょうどいいこと。食べ応えもしっかりある絶妙な大きさで、お肉のジューシーさ、柔らかさも存分に堪能することができます。

以前は違う切り方をしていたそうですが、お客さまの様子を見ながら改良されているんだそう。料理の美味しさは味だけじゃない、とプロの技が垣間見えた瞬間でした。

もうひとつ楽しみだったエビフライは食感を楽しめるようブラックタイガーを使用しているとのこと。一口食べるとぷりぷりのエビのエキスが口いっぱいに広がります。

タルタルソースをこれだけつけてもエビの旨味は健在！ソースがさっぱりとしているので脂っぽさや重たさが気になる人でも食べやすく、心地よい満腹感が味わえる絶品のランチでした。

お手頃価格で本格的なビフカツが食べられる同店のランチは提供時間も早く、列ができていても回転率も良さそう♪あきらめずに一度訪れてみてほしいです。