ついに解禁!最高金賞受賞の“カレーうどん”
阪急甲東園駅『うまいもん屋 晴』でだしが香る和食屋のカレーうどんを食べてきました 西宮市
冬本番を迎え、温かいものが恋しくなる季節になった今日この頃。先日、日本カレーうどん協会が主催するインターネット投票で「第1回 カレーうどん甲子園」が開催され、数あるうどん屋さんを抑えて甲東園の『うまいもん屋 晴』が、西エリアの最高金賞に選ばれました。
その最高金賞のカレーうどんが12月5日よりランチメニューに登場。そのお味とは?早速食べに行ってきました。
お店はビルの3階。クリーニング屋さんが1階にあります。
同店はうどん店ではなく和食屋さん。きっかけは「お店の出汁が美味しいからカレーうどんを作って欲しい」とリクエストされたこと。それが常連さんの間で評判となり、密かな人気裏メニューとなったのだとか。
店主の福田さんは、今年2月のカレーうどん協会のイベントで【第1回 カレーうどん甲子園】のことを知り参加を決意。
どうせやるなら優勝を目指そうと、裏メニューだったカレーうどんをベースに食材の見直し、スパイスの配合を再調整するなどして、後味さっぱりの“和食屋のカレーうどん”を完成させました。
味の決め手はやはり和食の基本となる出汁。利尻産の昆布と血合いを抜いた本枯れ節で引いたいつも店で使っている自慢の出汁に数種類のスパイスを加えて、上品でさらっとしたうどんスープにしました。
一口味わってみると出汁の香りがふわっと広がり、少し後から追いかけてくるスパイスは主張し過ぎず品のある味わい。くず粉でやさしいとろみをつけているので、スープがいい塩梅でうどんに絡みます。
具材は豚肉、ねぎ、お揚げ、玉ねぎと実にシンプル。「余計なことはしない」と、素材の味と出汁を効かせた“和食屋”らしいカレーうどんになっています。
あっさりと食べやすい肉質が特徴の淡路島産のえびすもち豚や、同じく淡路島の玉ねぎ、地元・西宮のねぎなど食材は近郊のものにこだわっているとのこと。
出汁を吸ったお揚げとそれぞれの素材の絶妙なバランス、カレーうどんでありながら最後に“和”をさりげなく残すあたりはさすがとしか言いようがありません。
お肉や野菜の旨みが残ったスープは…もちろんご飯を入れて食べたい!ご飯は単品で注文できるので、最後の一滴まで存分に味わってください。
カレーうどんはお昼のみの提供で一日10食限定。愛媛や島根から直送される新鮮な魚を使ったランチも人気だそうなので、次回はそちらも試してみたいと思います。
詳細情報
- 店舗
- うまいもん屋 晴
(西宮市松籟荘11-23アヴァンセ甲東 3階)
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- ランチ〈火〜金(祝日除く)〉11:30〜14:30(L.O.14:00)
ディナー 〈月〜木〉17:00〜22:00 (L.O.21:30)
〈金・土〉17:00〜22:30 (L.O.21:45)
※最終入店21:00 - 定休日
- 日曜日
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