閑静な住宅街に24柱もの神々が祀られるパワースポット
デザイン性の高いお守りも魅力的な『芦屋神社』に行ってきました 芦屋市
芦屋の閑静な住宅街にある『芦屋神社』は、 縁結びのほかに24柱もの神々が鎮座するパワースポットとしても有名です。取材に訪れ、たくさんのエネルギーをもらってきました。
阪急芦屋川駅から少し急な坂道を休みながら歩いていくと鳥居が見えてきます。境内にはまるで呼ばれたかのように自然と目が行く御神木である樹齢300年のヤマモモが出迎えてくれました。
創始は不詳ですが社伝によると、縁結び・産業繁栄・諸難抜除の神として崇敬され、主祭神である「天穂日命(あめのほひのみこと)」が六甲山頂の磐座に降臨した後、大八洲国(おおやしまのくに)の主宰神であった大国主神(おおくにぬしのかみ)と国譲りの交渉を結びます。
その後、六甲山を聖地として崇める豪族が芦屋の地にあり、山の神を遥拝する施設として同神社を建立したのではないかと考えられているそうです。
明治時代に神社合祀令により芦屋村に点在する全ての神社の鎮守が合祀され、芦屋の総鎮守となりました。
本社とは別に境内社としていくつかの神社があり、ご利益もさまざまです。その一部を紹介しましょう。
6世紀末〜7世紀初頭に築造されたと推定される「芦屋神社境内古墳」という横穴式石室古墳。古墳の石室内部には水神社として菊理比売命(くくりひめのみこと)が祀られ、縁結びの神様として崇められています。
「お稲荷さん」で親しまれる稲荷神社。祀られる倉稲魂神(うかのみたまのかみ)は、農耕の神、商工業の神、商売繁盛の神として信仰されています。
八大長龍大神(はちだいちょうりゅうおおかみ)と言う龍神様が祀られた龍神社。もの凄いパワーがもらえそうな気がしますね。
また、デザイン性の高いお守りも注目です。縁結びをはじめ、仕事、学業、厄除け、ペットの御守りなど芦屋らしい洗練されたデザインは全国から送って欲しいと依頼があるのだとか。
文化や芸術にも力を入れ、アーティストの個展や「あしや芸術祭」の展示会場、月に1度の勉強会を開催するなど、積極的に地域との交流に取り組んでいます。
「たくさんの人に足を運んでいただいて、もっと神社や日本文化のことを知ってもらい身近に感じてもらえたらありがたいですね」と、宮司の山西さんは話します。
年の初めには、芦屋市内にある全ての神社を巡るスタンプラリー「睦の宮詣」が1月1日〜15日(16:30まで)開催されます。全ての神社を参拝した方には、特別に祈願された御守りが授与(芦屋神社または打出天神社のみ)されるとのこと。
友達や家族と一緒に強力なパワーを授かりに出かけたいですね。
詳細情報
- 場所
- 芦屋神社
(芦屋市東芦屋町20-3)
GoogleMapsで探す - 祈祷・参拝時間
- 9:30〜16:30
- TEL
- 0797-34-1833