道の駅みつを通り過ぎ、室津港の近くに店を構える『牡蛎処　桝政』（たつの市）で、今が旬の生牡蛎定食をいただいてきました。

室津港の近くにお店はあります

新鮮で美味しい牡蛎だけを提供したいという思いから、毎年11月末～3月末までの約4ヶ月間だけ営業しているお店です。

左上 大漁旗がインパクトのある店内　右上 毎朝港で水揚げされる新鮮な牡蛎　左下、右下 調理場の様子

新鮮な牡蛎や店内の様子を見ると牡蛎が待ちきれません♪

毎朝港から水揚げされる鮮度抜群の生牡蛎

まずは生牡蛎からいただきます。地元民の筆者は冬になると牡蛎の直売所で買った牡蛎を電子レンジで加熱して食べることが多いので、生の牡蛎を食べるのは本当に久しぶり。なんだか少しワクワクドキドキしました。

紅葉おろしやネギもいいアクセントに 

口に入れるとまず、海の潮の塩味を感じ、甘みやまろやかさが口いっぱいに広がります。身はぷりっぷり！何これ⁉美味しい‼噛めば噛むほど牡蛎の旨みが出てきます。臭みも無く、生の牡蛎ってこんなに美味しいなんて…と感動を覚えたほどです。

炭火で焼くアツアツの焼き牡蛎

こちらは殻付きの焼き牡蛎。目の前でいこした炭の上で焼いて頂きます。表裏をひっくり返し、数分で出来上がりです。焼いている間はパチパチ！っと牡蛎がはじけるのでご注意を。

お客さんにも絶大な人気を誇るという“末廣醤油の本造りぽん酢”

店長の桶田さんのおすすめで末廣醤油さんの特製ポン酢とレモン汁の2パターンで頂きました。

末広醤油の”本造りポン酢”を付けて

まず、焼き立てアツアツにポン酢を付けて頂きます！こりこりシャキシャキとした食感、身はしっかりしていて噛むごとにぎゅーっと旨みがにじみ出てきます。ポン酢と牡蛎とのの相性も抜群です！

レモン汁につけるとよりさわやかに

レモン汁でいただくと、より磯の香を楽しめるさわやかな味わいに。旨みの無限ループが続き、いくらでも食べ続けることが出来そうです。

揚げたてのカキフライ　自家製タルタルソースをつけてどうぞ

そして牡蛎フライ。あまりにまろやかでクリーミーすぎた結果、「クリームコロッケを食べたのかな???」と錯覚してしまいました。サクサクの衣の中はとろんとろんです。

自家製タルタルソースをたっぷり付けて

自家製の卵やピクルスがたっぷり入った少し甘めのタルタルソースとの相性も抜群。「ここに柚子胡椒をつけると合いますよ」と店長さんに教えて頂いた通り、ゆず胡椒をプラスするとまた洗練された一品に。お客様からの人気が高いのも頷けます。

牡蛎の旨みが濃縮された”牡蛎飯”と”あおさと牡蛎の味噌汁”

牡蛎飯はお醤油の香ばしい香りがたまりません。具には牡蛎と大根が。少し甘めに味付けされており、濃縮された牡蛎の旨みがぎゅっと詰まっています。牡蛎汁はあおさのりとこちらも牡蛎がいっぱい入っており、ほっとするお味でした。

途中まで食べ進めた後は、”牡蛎飯用のお吸い物”で贅沢に出汁茶漬けを楽しんで♡

そしてここで、”牡蛎飯用のお吸い物”の登場。「最後のシメにもってこいなんです」と店長さん。さっきまでしっかり味のついた牡蛎ご飯に出汁をかけるとご飯の味に出汁の旨みも合わりたまりません。漬物の食感や酸味もいいアクセントに。

『牡蛎定食』2,280円（税込）　生牡蛎2個 、殻付き牡蛎2個（焼きor蒸し） 、牡蛎フライ3個 、牡蛎飯 、お漬物 、牡蛎汁、牡蛎飯用のお吸い物

桝政では定食以外にも食べ放題がとっても人気。中でも今年からメニューに加わった“酢牡蛎”は大人気だそうですよ。素敵な景色を眺めながら、是非美味しい牡蛎を堪能してみてください♪