現地の人も認めるおいしさ!もちもち点心を気軽に
三宮・磯上通の『香港飲茶 熊公館』で「点心ランチ」を味わってきました 神戸市
今年9月10日にオープン!中華に長年携わってきた親子が営む「香港飲茶 熊公館(くまこうかん)」(神戸市中央区)で点心ランチを味わってきました。
「公館」とは現地の言葉で「家」を意味します。オーナー店長・熊廣生さんの"おうち"に遊びにいく感覚で、カジュアルに本格香港料理を楽しむことができますよ。
ランチはAからDまで4種類用意。肉や魚など、メインが週ごとに変わり、サラダやスープが付いてバランスよく味わえます。身体がぽかぽかになる「旨辛担々麺」も10月より新登場。
今回は女性人気ナンバーワンの「Cランチ」を実食。店名が入ったオリジナルのせいろで登場し、期待が高まります。
さっそく蓋をオープン!豊かな香りとともに、チャーシュー饅頭、フカヒレ餃子、ニラ餃子、エビ餃子、シューマイとご対面。透明でつややかな餃子の皮にうっとりします。タレなどを付けずにそのまま食べましょう(どうしても薬味が必要なときはスタッフに声がけを)。
香港のシュウマイは、皮に卵黄が混ぜられているため見た目が黄色。中央にはとびこがのり、豚肉と、エビのプリプリ食感が口の中に広がります。
ホクホクの「チャーシュー饅頭」は、香港チャーシューがごろっと入り、甘辛くてジューシー。皮自体も手作りで、日本に住んでいる香港の人も“故郷の味がやっと食べられた!”と絶賛するほど。
この日のおかずは、現地では旧正月に食べられることが多い「大根餅」。すりおろした大根に、干し貝柱やエビ、ネギなどが入り、生地には米粉が使われています。ひとくちかじると、とろっともちもち食感がたまらなく、海鮮の旨みがいいアクセントになっています。
たまごスープは、コーンやエビ入りで、ほっと温まるやさしい味。熊さんの気まぐれで海鮮スープが登場したりと、ラインナップは豊富だとか。
日本では体調がすぐれないときに食べるイメージのおかゆですが、香港では立派な主食として親しまれています。鶏ガラスープで味付けたシンプルなおいしさ。プラス100円で、ココナッツプリンなどのデザートを追加することが可能です。
ランチは平日も混雑していることが多いため、12時前か13時過ぎの訪問がおすすめ。夜は、日本で提供しているお店は少ないという「骨付きミニスペアリブの豆鼓蒸し」(税込900円)や「特製ソース蒸しハチノス」(税込850円)などのレアものも用意しています。
熊さんは「“香港ではこんなものも食べられているんだ!”と、本場そのままの味を、旅気分で楽しんでほしい」と語ってくれました。
詳細情報
- 店舗
- 香港飲茶 熊公館
(神戸市中央区磯上通8-1-8 アジアビルディング1F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.14:15)、17:00~21:00(L.O.20:30)
- 定休日
- 木曜日 ※2023年11月23日(木・祝)は営業
- TEL
- 078-380-3134