外食するとどうしても野菜不足が気になりませんか？健康のため野菜多めのメニューを探していたところ、塚口に筆者ぴったりの創作うどん店を見つけたので早速食べに行ってきました。

訪れたのは『うどん工房悠々（ゆうゆう）』（尼崎市）。ランチタイムには満席になる人気店で、駅から歩いてすぐの商業施設の1階にあるので、初めて訪れる方でもすぐに見つけることができると思います。

店内は９席あるカウンター席がメインで、近所のサラリーマンや1人の女性客でも入りやすい雰囲気。テーブル席もあるので、小さなお子さん連れのママも安心して一緒に食べることができます。

今回筆者は、お店人気の「肉きんぴらぶっかけ（冷）」と「鯛ちくわ天」の2点を注文しました。

注文後、すぐに「パイナップル酢のジュース」が出てきました。うどん店で食前酢を見るのは初めてですが、飲んでみるとフルーツの香りが口いっぱいに広がりとても飲みやすい。麺が茹で上がる間、少しでも待ち時間を楽しめるようにと考えられたもので、店主の心遣いを感じます。

「肉きんぴらぶっかけ（冷）」1050円（税込）

お待ちかねの「肉きんぴらぶっかけ（冷）」が運ばれてきました。うどんの上にたっぷりのきんぴらと白髪ねぎが乗っており、厳選された6種類の鰹節やいりこ、昆布などを贅沢にブレンドしたつゆをかけていただきます。

まずは、コシの強そうな麺を実食。国産小麦を使用した自家製麺で、弾力があり噛み応えも抜群。のど越しも良くクセになる食感です。1人前300ｇと量も十分なので男性の方でも満足できると思います。

肉きんぴらは、甘辛い味付けで麺との相性もバツグン。ごぼうと人参はシャキシャキの食感で野菜がたっぷりとれて嬉しいかぎりです。

次にトッピングされている蓮根の素揚げもサックサクで食感が楽しめます。また、途中で天かすをトッピングするとサクサク食感と旨味がプラスされ最後まで飽きることなく楽しむことができました。

最後に、「鯛ちくわ天」を抹茶塩でいただきました。米油を100％使用しており、衣は中が透けて見えるほど薄く、一口食べるとサクッとした食感とちくわの旨味が広がります。抹茶の香りも相まって高級料亭でいただく天ぷらのようで女性にも大人気の一品です。他にも、野菜たっぷりのかき揚げや海老天などの天ぷらもお店の一押しメニューです♪

元々店主の父親がうどん屋を営んでいましたが、娘さんに「自分のいいと思うものをとことん追求してほしい」と、店を引き継ぐのではなく新しくお店を始めることを勧められたそうです。その後、店主の中山さんは大手うどんチェーン店で修行され、女性ならではの視点で旬の素材や野菜の鮮やかさにこだわった同店を始められました。

また、同店では秋限定メニューとして「九条ネギうどん」や、市場にはほとんど出回らない新潟県産椎茸「天恵菇（てんけいこ）」を使用した天丼などココでしか食べられないメニューがあるので、一度足を運んでみてください。