大丸神戸店・9階の「Mamezo＆Cafe（マメゾウ＆カフェ）」（神戸市中央区）で、お菓子の『箱庭』が作れると聞いて体験してきました。

「Mamezo＆Cafe 大丸神戸店」外観

「箱庭スイーツセット」を楽しみたい場合は、事前に電話予約が必須。15時以降のみ、1日1組、4名限定となっています。

「箱庭スイーツ（ドリンク・季節のアイス付き）」3,300円（税込）※事前に電話予約が必須

席に着くと玉手箱が運ばれてきました。箱庭の材料となるお菓子や演出用のパーツが入っています。手先が器用でない筆者は、うまくできるか不安です。

過去に体験した人たちの作品集や、作り方ガイドを参考に

筆者のように創作が苦手な人でも安心。過去に体験した人たちの作品集が用意されているので、カタログを見ながら仕上げることができますよ。

グラニュー糖をお皿に広げます

まずはお皿にグラニュー糖を広げていきます。お皿いっぱいに敷き詰めても良し、余白を残して川や山を表現することもできそうですね。

セルクルで波紋を描きます

波紋を描くセルクルや、庭を作るすきも用意されているので、それらを使って土台を仕上げていきます。失敗しても、お皿をゆすると元通りになるので、自由に描いていきましょう。

すべて使っても、好きなもののみ並べてもOK

この時期のパーツは、紅葉をイメージさせるもみじや、満月のうさぎ、栗など秋らしさ満載。冬はサンタクロースやひな人形、春は桜、夏はひまわりやスイカなど、季節ごとに変化があるのもおもしろいところです。

ホワイトチョコ

ホワイトチョコは、胡麻ペーストがのせられているので、手袋をはめて体温で溶かしながらじっくり練っていきます。すると、岩や石柱、飛び石に早変わり。

抹茶のスフレケーキを細かく刻んで、松の木の下に添えます

抹茶のスフレケーキは細かく刻むと、苔（コケ）に見えてきませんか？想像力をめぐらせながら作品づくりに集中していると、賑やかなまわりの音も聞こえなくなり静かな時間が過ごせます。これはいいストレス発散にもなりそう！

「箱庭スイーツ」完成！

"賑やかな明るいお庭"にしたかったので、演出用のパーツをたくさん置いて完成～！はじめは自信がありませんでしたが、なんとか形になってうれしかったです。

季節のアイス（ほうじ茶アイス）とドリンク（抹茶）。アイスの器がキンキンに凍っているため、ゆっくり味わっても溶けにくい！

季節のアイスとドリンク（抹茶 or ほうじ茶 or 煎茶）もセット。今回は、京都・宇治のお茶屋さんから仕入れたという抹茶をチョイスし、芳醇な香りとほろ苦さを堪能しました。

青のりおはぎ

もっちり食感がクセになる「青のりおはぎ」は、海苔の香ばしさとあんこの甘さがベストマッチ。

そのほか、同店の看板商品でもある、とろとろの「わらびもち」や、やわらかな「栗松露」、甘さたっぷりの「黒ゴマのプラチョコ」など、さまざまなテイストのお菓子を少しずつ味わうとお腹も満腹に。

お皿の外に垣根や松の木のパースを置いて写真に撮ってもOK

このユニークなメニューは、オーナーが京都の塔頭で石庭を見ていて"このお庭お菓子で表現できそう！"とひらめいたのが誕生のきっかけ。

『箱庭スイーツ』で味わった「栗松露」（530円）や「月の小石チョコ」（680円）などもレジ付近で販売（各税込）

何度もトライするリピーターさんも多く、各自演出用のパーツを持参してもOKなので、推しのアクスタを持って利用する人もいるそうです。

内観

食事メニューには、サバやきのこなど季節を彩る限定ものなどが、スイーツには自家製豆乳プリン、どら焼きなどがスタンバイ。和の雰囲気漂う落ち着いた空間で"芸術の秋"を堪能できました。