ダンボールのみで作られた作品が130点も集結!
尼崎市総合文化センターで「造形作家 玉田多紀 ダンボール物語」開催 尼崎市
阪神尼崎駅から北へ歩いて5分の所にある尼崎市総合文化センターで、ダンボール造形作家・玉田多紀(たまだ たき)さんの作品展が開催されます。

生き物をモチーフに一つひとつ命を吹き込むように造形した作品を130点展示。開催期間は9月23日~10月29日まで。時間は10時~17時(入場は16時30分まで)となっています。

玉田さんは兵庫県出身の作家さんです。出身地である関西で、玉田さんの作品の魅力を紹介したいと、担当者が玉田さんに会いに行ったことがきっかけとなったそうです。
15年以上にわたって制作を続けられ、その手法は、ダンボールをそのまま使うだけでなく、水につけて剥がしたり、粘土のようにしたりして造形するというもの。モチーフは恐竜・オランウータン・クジラなど多様な生き物が主で、凹凸のある表皮、羽・鱗の1枚までその全てがダンボールからできています。
本展の構成は、ダンボール造形の初期作品から、子育ての経験から生まれた《蓮太郎》シリーズ、生涯のメインテーマと見据える《絶滅危惧種》、制作の裏舞台(写真・動画)まで、「玉田多紀」の全容を注ぎ込んだ大規模個展。
担当者は「巨大な作品を見上げたり、細かな造形を近寄って観察したり、クイズや音声ガイド(要スマホ・イヤホン持参)もあるので、生き物たちの物語をぜひ楽しんでください」と来場を呼びかけています。
<記者のひとこと>
普段は不用品として捨ててしまっているダンボールで、こんな大迫力で素敵な作品が作れてしまうなんて本当に驚きです。子供から大人まで楽しめる作品展になっていると思うので、ぜひ皆さんも家族や友人と訪れてみてください。
詳細情報
- 会期
- 2023年9月23日(土・祝)~10月29日(日)
- 会場
- 尼崎市総合文化センター 美術ホール(入口5階)
(尼崎市昭和通2丁目7-16)
GoogleMapsで探す - 休館日
- 火曜日
- 時間
- 10:00~17:00(入場は16:30まで)
- 入館料
- 一般 700円、シニア(65歳以上)・大学生 600円、高校生以下 無料