地元の方々に愛される「幻」のスープ店
江井ヶ島にある『Soup deli eino』でこだわりのスープを味わってきました 明石市
江井ヶ島は、きれいな海がそばにあり、どこか昔ながらの雰囲気が残っています。ここに、週2回だけオープンする「幻のような」お店があると知って、取材に行ってきました。
山陽電車の江井ヶ島駅から徒歩5分。門池公園の北側にある畑の横にオープンする『Soup deli eino』(明石市)は、タープで営業するスープ屋さんです。お店の名前は、「江井ヶ島」と「営農」をかけ合わせたものなんだそう。かつては兵庫有数の酒どころとして知られていた江井島。ここも、酒蔵があった場所なんですって。
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店主で「スープ農家」の足立洋平さんは、もともとは日本料理の料理人で、その後アパレル会社での勤務やイベント運営をされてきた異色の経歴。土地に根ざした仕事をしようと、去年から野菜を無農薬で栽培し、スープにして販売しています。
お店横の畑には、さつまいもが育っていました。年間を通して、コーンやじゃがいも、にんじん、白菜などを栽培しています。素材そのものの味を感じてほしいと、香りと甘みの強い品種に絞って作っているんだとか。スープは化学調味料を使っていないので、安心して口にすることができるのも嬉しいポイント♪
今回いただいたのが、「冷製カボチャスープ」です。一口いただくと、さっぱりと優しい甘みが広がります。お砂糖を一切加えていないのにはびっくり!素材の味をダイレクトに感じることができます。トッピングされたかぼちゃのタネは噛むと旨味があり、食感と味のいいアクセントになっています。
夏の期間の人気商品が「トムヤム冷麺」です。エビや鶏肉、きのこなどから丁寧に出汁を取り、レモングラスやパクチーなどを合わせた、クリーミーで酸味と辛味とが合わさった深みのあるスープ。やみつきになります!麺は盛岡冷麺のものを使用し、ツルツルと噛みごたえがあり、スープと本当によく合うんです。
「うちはスープがメインなので、スープを味わってもらえたら…」と足立さん。おいしいのでもちろん、最後の1滴までいただきました。冬場は温かいスープになり、麺はフォーになるんだそう。それもぜひ食べてみたい!
冬の期間限定のメニュー「明石蛸と酒粕のチャウダー」も特別に先取りさせていただきました。酒粕は、江井ヶ島のものを使用しています。
蛸は歯ごたえがあり、噛むほど旨味が出ます。スープは、ふんわりと酒粕の香り。ベーコンやアサリの風味も感じ、コクがありました。冬場は、しっかり温まりそうです。
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取材中、お散歩に行くおじいちゃんが「行ってくるわー!」「気をつけて!」と声を掛け合ったり、地元のお父さんがお酒だけ飲みに来たり、幼稚園帰りの親子が買い物に来たり…オープン1年ほどですが、すでに地域に根付き愛されているお店なんだと感じました。
同店は、兵庫県内のイベントなどにも出店されています。また、天候によってお休みになることもあるため、詳しくはInstagramをチェックしてみてください。
- 場所
- Soup deli eino
(大久保町江井ヶ島 門池公園北側道路沿い )
Google マップ - 備考
- 【出店情報】
・毎週木曜日
11:00〜14:00
RVパーク E-POINT
(明石市大久保町江井島270-9)
RVパーク E-POINT 公式Instagram
・9月17日(日)、18日(祝)
10:00〜17:00
「市川ブルーグラスフェス」
リフレッシュパーク市川
(市川町下牛尾2557-1)
・9月24日(日)
11:00〜15:00
Cafe and pudding 晴れ晴れ コラボ営業
(明石市大久保町江井島1033-4)
Cafe and pudding 晴れ晴れ 公式Instagram
詳しくはSoup deli eino 公式Instagramをご確認ください