兵庫ならではのお菓子が楽しめるケーキ屋さん
西新町にある『パティスリーレネット』のスイーツで幸せな気分になりました 明石市
山陽電車の西新町駅を降りてすぐのところにある『パティスリーレネット』(明石市)は、地域の方々に愛されているお菓子屋さんです。
「レネット」は、フランス語でアマガエルを意味するそうで、「雨」と「甘い」をかけたのと、カエルは縁起物であることから店名にされたんだとか。
店内には渡邊裕司さん、和美さんご夫婦が作り出す、かわいいお菓子がずらりと並びます。
焼き菓子は和美さん、季節イベントをモチーフにしたお菓子は裕司さんが担当することが多いんだそう。(もうすぐハロウィーンモチーフのケーキが並ぶんだとか♪)
同店のお菓子のこだわりは、地元産のものを多く使うということ。小麦は兵庫県産、いちじくは神戸市西区、いちごは明石の清水いちごなど、地元のものが採れる時期は積極的にお菓子に取り入れているんですって。明石の酒粕やウイスキーを使うことも!

その中でも、明石らしさがつまっているのが、「明石もんサブレ」です。明石のタコや魚、天文科学館の時計や明石海峡大橋を模ったクッキーがたっぷり20枚ほど入っていて、見ているだけで楽しくなります♪明石のお土産にも良いですよね!
サクサク食感のクッキーは、香ばしくついついもう1枚と手が伸びます。チョコや抹茶などの風味がしっかりしていて、1枚1枚違った味を楽しめるのも嬉しい!兵庫県産の小麦粉のほか、兵庫県産のはちみつ、淡路島の藻塩などが使われていて、無添加なので安心です。
今回は、秋らしいスイーツも先取りで味見させていただきました。色が秋にぴったりで、かわいい♪

こちらは「アリ・ババ」。大きないちじくの赤ワイン煮がのっています。中には、サヴァラン(ブリオッシュ生地)に赤ワインシロップを染み込ませたものが入っていて、大人向けのケーキです。
いちじくは、上品な甘みで幸せな気分に。カスタードクリームとサヴァランとが合わさって、初めての食感を味わえる一品でした。同店は、こういった大人も楽しめるケーキも並んでいて、ファンも多いんだそう。

かぼちゃをふんだんに使った「ポティ」。ケーキの上部がかぼちゃのムース、下部はチョコレート風味の生地になっています。かぼちゃのムースは食感と風味がホクホクのかぼちゃそのもので、下部のチョコレート生地との相性がピッタリなんです。意外な組み合わせでしたが、こんなにも合うのかと驚いてしまいました。


その他にも、季節のくだものがたっぷりとのった「タルトレット」や、濃厚でザクザクな食感が新鮮な「ザッハ」など、秋にぴったりなケーキが並びます。

濃厚なフランス産のマロンクリームの中にはサクサク食感のカシス風味のメレンゲが
同店のケーキは、どこかフランスの雰囲気を感じられるものばかりで、もっと味わってみたいと感じました。
この10月でオープンして21年。オープン当初には小さかった子どもが、今では大人になって買いに来ることもあるんだそう。渡邊裕司さんは「これからも変わらず、地産地消のケーキを作っていけたら」とおっしゃっていました。
詳細情報
- 場所
- パティスリーレネット
(明石市西新町3-12-3-101)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00〜19:00
- 定休日
- 毎週月曜日、月1回火曜不定休
※月曜日が祝日、イベント日の場合は変更の場合あり(HPやInstagramをご確認ください) - TEL
- 078-925-6311