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江戸時代「室津千軒」と呼ばれた港を知る
室津海駅館 特別展「近世 湊まち室の賑わい」たつの市
たつの市室津海駅館・室津民俗館で10月7日から11月26日まで、特別展「近世 湊まち室の賑わい」が開催されます。
古代からの天然の良港「室津」が最も栄えた江戸時代に焦点をあて、港が描かれた絵図など貴重な資料から室津港の歴史を紹介します。
展示は「廻船 海運の展開」「港町の産業・生業」「海駅の町」「町並みの賑わい」と4部構成となっており、各テーマの様々な資料を通して、海上交通の要所、海の宿駅として繁栄した当時の室津の姿を知ることができます。

10月22日に、姫路市教育委員会文化財担当・宇那木隆司氏を講師に迎えて、「播磨国主池田家と湊」と題した講演会を実施。10月29日は、室津海駅館・室津民俗館専門委員会委員長の柏山泰訓氏による展示解説を行います。11月5日は、柏山氏をガイドに「室の湊まちあるき」を計画しています。
各行事は参加費無料、事前申込が必要です。詳細は公式サイトを確認してください。
担当者は「室津が日本の経済や文化の発展に大きく寄与してきたことを再確認し、ふるさとの歴史遺産を後世に伝える一助となれば」とコメントしています。
<記者のひとこと>
朝鮮通信使やオランダ商館長などが立ち寄る国際港であり、北前船が寄港する商人の港だったとのこと。このため、様々な文化が入り混じり、播磨ではいち早く二階建ての町家が建ち並ぶ、独特の景観が広がっていたそうです。
詳細情報
- 開催期間
- 2023年10月7日(土)~11月26日(日)
- 場所
- 室津海駅館
(たつの市御津町室津457)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 入館料
- 高校生以上 200円、小中学生 100円
※11月5日(日)、11日(土)、12日(日)は「関西文化の日」のため、室津民俗館含め入館料無料 - 問い合わせ
- 室津海駅館
TEL 079-324-0595 - 行事申し込み
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