満足度◎!最上階からの景色も見物なんです
1施設で3つ楽しめる!垂水の「神戸時計デザイン博物館」などに行ってきました 神戸市
垂水に、1施設で3種類の展示が楽しめる博物館があると聞いて伺ってきました!見ごたえ抜群な上、最上階から見る景色は絶景です。
場所は山陽電鉄「霞ヶ丘」駅から徒歩7分。霞ヶ丘小学校を超えさらに北へ進むと、住宅街の中にあります。
同館には現在『絵葉書資料館』と『神戸時計デザイン博物館』、『神戸ドームミュージアム』の3施設が入る形になっていて、それぞれ違った種類の展示を楽しむことができるんです!
1階:『絵葉書資料館』
まずは1階の『絵葉書資料館』にお邪魔します。同資料館では、明治後期から大正、昭和の始めにかけての国内外絵葉書の一部を常設展示しています。その数なんと、日本手彩色・珍品・美術・木版等は500種以上、外国美術・珍品等は300種以上という多さ!
レトロな人物が描かれたものから、昔ながらの日本らしい模様が描かれたものまで、その種類は様々。
どれもが繊細で美しく、ついつい見入ってしまいます。
1つ1つの絵葉書が美しいのはもちろんなのですが、額縁などに入れて展示されているので、1つの絵画のように絵葉書を楽しめるのが同資料館の大きな特徴といえます。
またこんな遊び心のある絵葉書も。こちらは「すかし絵葉書」と呼ばれるもので、ライトを当てると模様が浮かびあがり、その様子はとっても素敵!ライトが当たっていないときと当たった時を見比べられる実演コーナーがあるので、ぜひ試してみてください。
2階:『神戸時計デザイン博物館』・『神戸ドームミュージアム』
2階に上がってくると次に迎えてくれるのは、たくさんの時計の数々。『神戸時計デザイン博物館』は500点もの時計を展示しています。
種類や年代に分けられ、所狭しと並んだ時計たち。1つ1つの状態がとてもよく、見ごたえがあります。
「カチカチ」と針が時間を刻む音のほか、定刻になると動くからくり時計もあり、時間が流れていく様子が目や耳で感じられるのが特徴です。
数ある中でも記者が最もお気に入りとなったのはこちらの時計!人形がレコードの上で踊っているデザインで、見惚れてしまいました。絶対にお気に入りの時計が見つかるはずです。
また、時計が置かれた部屋の横には人形たちが。『神戸ドールミュージアム』は一昨年、旧居留地からこの場所に移転してきました。
キューピーなどの人形やドールハウスなどが並び、とってもかわいい!時計の世界から人形の世界へ、なんだか不思議の世界に迷い込んだような気持ちになりますが…。
ミュージアムのメインは「アンティークビスクドール」と「オートマター(機械仕掛人形)」。とても貴重なものなので、ぜひしっかりと楽しんでほしい!
3階:神戸フォトミュージアム
いよいよ3階へ!3階には同施設の館長が撮影した天体や日本の祭りの写真が並びます。
こちらも大変美しいのですが、一番の見どころはベランダからの景色にありました。
明石海峡大橋と、淡路島を一望できる絶景!取材時は天気が良く、行きかう船の姿もはっきりと見られました!開放感抜群で何時間でも眺めていられそう!ベランダにはカメラが設置されていて、景色は同施設のYoutubeチャンネルでライブ配信されているんだとか。
各階によって全く違った展示を堪能できる同施設。満足度高く過ごせること、間違いなしです!予約制なのでぜひ天気のいい日に伺って、ベランダからの景色も楽しんでみてください。
詳細情報
- 開館日
- 火曜日、木曜日、金曜日(予約制)
- 場所
- 神戸時計デザイン博物館・神戸ドールミュージアム・絵葉書資料館
(神戸市垂水区歌敷山1-7-20)
GoogleMapsで探す - 時間
- 11:00~17:00