土山駅から車を9分ほど走らせた場所に、赤い屋根とコンテナで作られた可愛いらしい外観が特徴的な洋菓子店『PÂTISSERIE KuRi（パティスリー クリ）』（加古郡稲美町）があります。

稲美町、明石市、播磨町に計3店舗を構えている人気店で、今回取材させてもらった稲美店はラボラトリーでもあります。

「栗ケーキ」281円（税込）

そんな同店では、2019年秋にANA国内線にも採用された「栗ケーキ」をはじめ、淡路島産の藻塩を使用した「うずしおプリン」「シューナポリ」などの人気商品が販売されています。

「シューナポリ」

「シューナポリ」はキャラメリゼされたパリっとした生地と、とろとろのクリームがたまらない！バーガー袋に入ったシュークリームを豪快にかぶりついて食べるのが、KuRiスタイルです。

ガレットは「ガレットコンプレット」「スモークサーモンのガレット」「ローストビーフのガレット」の3種類があります。

さらに同店では、ランチタイムに「ガレット」をいただくこともできます。今回は王道の「ガレットコンプレット」を注文！地元食材がふんだんに使用されており、生地は稲美町産のそば粉100％なんだそう。添えられているサラダも、地域の農家さんから仕入れた旬の野菜が使われています。

素材の良さを引き出すことにこだわっているそうで、生地はそば粉と水と塩のみというシンプルさ。トッピングもハム・卵・グリュイエールチーズのみという構成です。一口食べるとハムとグリュイエールチーズの塩みとまろやかさが口に広がり、最後にふわっとそば粉の香りが包み込んでくれます。真ん中の卵を割ると、黄身でまろやかさがアップ♪

「うずしおソフト」

ランチを注文すると、同店人気スイーツの「うずしおプリン」と同じ材料を使用した「うずしおソフト」を頂くこともできちゃいます！藻塩を使用しているため、とっても濃厚…！同店でしか食べられないのが勿体ないくらい美味しい隠れた名品です。

※「うずしおソフト」は10月いっぱいで販売終了（来年5月より再開予定）。

ちなみに同店は「シードル」というりんごのお酒も取り扱っています。本場フランスではガレットとともに頂くのが定番で、さっぱりとほのかな甘みのあるシードルとガレットは、確かに相性抜群でした！

さらにランチタイムは半額でお好みのドリンクを注文することもできちゃいます。ドイツ製のマシンでいろんなフレーバーを使った珍しいラテが楽しめ、「バタフライピーラテ」や「むらさきいもラテ」などの変わり種まで多種多様…！普段飲めないドリンクが気軽に試せるのがいいですね。

「ほおずきのタルト」648円（税込）

また、ランチに+275円でショーケース内からケーキを選ぶことも。この日はちょうどフルーツほうずきをふんだんに使用したタルトと出会いました。

長野県諏訪郡の農家さんから仕入れ、素材をそのまま活かせるタルトに仕立てたそうです！甘酸っぱく、ジューシーなほおずきとあっさりとしているけれども、甘みのあるクリームが素材の良さが引き出されて堪らない…！

フルーツタルトは季節や仕入れの状況によっても異なるので、来店時にぜひチェックしてみてください。