JR芦屋駅から南へ向かう美しい桜で有名な並木道沿いにある「美食美菜 いちごいちえ」は、“四川料理”をベースに旬の魚や淡路野菜をたっぷり使ったヘルシーなメニューが評判の創作中華料理店です。

店内は28席ありファミリーも大歓迎

東灘区・深江の超人気店が名前を変え、芦屋に移転して早7年。当時から愛され続ける「石焼四川麻婆豆腐」は、注文累計56,000食以上の人気メニュー。お昼のランチでも食べられると聞いて行ってきましたよ。

ランチメニューは、石焼四川麻婆豆腐のほか、地鶏の油淋鶏やバルサミコ酢の酢豚など8種類の中から選べ、全てに野菜サラダ、コラーゲンスープ、ご飯がついて1,000円（税込）と驚きの価格。

飲茶付きの「Bセット」1,200円（税込）、前菜・飲茶付きの「Cセット」1,500円（税込）もあります。（※写真はBセット）

毎日鶏ガラから取るコラーゲンスープはおかわり自由。灰汁や鶏の脂を丁寧に取り除いたにごりのない美しいスープは、塩などシンプルな味つけですっきり、そしてさっぱりと仕上げられています。

惜しげもなく盛られたサラダは野菜がしっかり摂れると好評。翌日お肌を見るのが楽しみなコラーゲンスープは何杯でもどうぞ

淡路島から届く9～10種類もの野菜が使われたサラダは、この日は白ゴーヤや赤オクラなど今でしか味わえない旬のものがたっぷりと使われていました。

注文した「石焼四川麻婆豆腐」がぐつぐつと音を立てて運ばれて来ました。山椒や豆板醤の香りが食欲をそそり、さっそく熱々の石鍋から麻婆豆腐をそのまま白ご飯へダイブ！

自家製豆板醤は①山椒が入っているもの②辛さ控えめでコクがあるもの③けっこう辛いものをバランスよく混ぜているそう

食べてすぐ辛いというのではなく、少ししてからピリッとした辛さと山椒のシビレがやってきます。辛すぎると麻婆豆腐本来の味がわからなくなってしまうので、3種類の自家製豆板醤をバランスよく混ぜて味を整えているのだとか。

もちろん、もっと辛く、山椒多め、子ども向けに辛さ控えめなどのリクエストにも応えますよ、とのこと。

麻婆豆腐は結構ボリュームがありますが、ご飯、サラダ、コラーゲンスープが口の中をリセットしてくれるのであっという間に食べ切ってしまいます

びっくりしたのは白ご飯にもこだわっていること！神戸市灘区の有名店＜米屋いづよね＞さんのお米マイスターが、お店の料理に合うようブレンドしたお米を使用しているそう。

ランチタイムでは、このご飯の美味しさに男女関係なくおかわりする人が多いというのも頷けます。

夜は宴会やグループでの飲み会のほか、飲茶やSサイズの料理も充実しているので一人飲みでも気軽に行ける使い勝手の良さ

名物の麻婆豆腐は、白麻婆豆腐や黒麻婆豆腐、カレー風味などバラエティも豊か。新作も考案中とのことで、近々メニューに並ぶそうです。さまざまな種類の麻婆豆腐を食べて夏を乗り切りたいですね。

甕の紹興酒もありました。とってもいい香り♪