はじめての食感!“究極の衣”をご堪能あれ
『舞子 串の助』で驚くほど“軽い”串カツを食べてきました 神戸市垂水区
舞子坂に佇む重厚感のある建物、近くを通るたび気になっていました。『舞子 串の助』は古くから西舞子の地で愛され続けている串カツ専門店です。揚げたての串カツがリーズナブルにいただけると聞いて、取材に訪れました。
店内は広々。1人でも、グループでも落ち着いて過ごせそうな雰囲気です。
現在のオーナーは2代目。子どもの頃から家族で同店に通う“常連さん”だったそうです。『串の助』の串カツに魅せられて、なんと中学生の時に「店を継ぎたい」と申し出たそう。高校卒業後、前オーナーの元で6年間修行し、2年前にお店を引き継いだというドラマのようなストーリー!
並々ならぬ思いを持ったオーナーの揚げる串カツは繊細で美しく、何より“軽い”ことが特徴です。
今回は「土日祝日限定季節のランチコース(串10本)」2,400円(税込)をいただきました。
食べるペースに合わせて出される串カツは、揚げたて熱々。口にすると、サクッと軽い歯触りでほろりとほどけます。
素材の味を引き立てる“究極の衣”は、温度や湿度に合わせて日々調合を変えているそう。また、揚げ油には世界最高品質といわれるオランダ産の純正ラードを使用しているそうです。
見た目からも繊細さを感じることができますが、こんなに軽い食感は初めてです。秘密を探るべくさらにお話を聞いてみると、「油分を40%ほどカットできる特殊装置を使っています」とのこと。人の技と機器の技術の融合!この“軽さ”は、様々な角度から研究し尽くされた賜物なのですね。
こちらは名物の「アスパラ」。丸々1本を手で持っていただきます。丸く衣で覆われた先をがぶりとかじると、豚肉で巻かれていました。アスパラの瑞々しさが引き立ちます。
一見シンプルなものもありますが、ここは「創作串カツ」、食べてみると様々な仕掛けが隠されています。
豚ヘレの間にはオクラ、ホクホクの新じゃがにはベーコン、しめじにはお出汁がジュワッ…想像できないような意外な組み合わせも。そんなサプライズを楽しみながらいただけるのもよいですよね。
「どなたもお気軽にお越しいただきたいです」とオーナー。串多めのコースや少なめのコース、お子さん向けに好きな串を選べるコースもあり、家族で訪れてもみんなで楽しめそうです。
1人で訪れているお客さんも多く、重厚感のある外観に初めは少々緊張しましたが、気軽に訪れてよいことがわかりました。
7月1日~9日(3・4日は定休日)には「2周年記念感謝祭」が実施されます。なんと、期間中はランチもディナーも合計金額から10%割引だそう。予約必須です!
食べた後もまったく胃もたれしない串カツ。今度はディナータイムの一番人気「季節のおすすめコース(串23本)」を食べに行きたいと思います!
詳細情報
- 場所
- 舞子 串の助
(神戸市垂水区舞子坂3-2-13)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ 11:30~14:00(L.O. 13:30)
ディナー 17:00~21:30(L.O. 21:00)
※予約をおすすめします - 定休日
- 月曜日・火曜日
- TEL
- 078-782-5870
- 駐車場
- 6台分あり