食べられるのは週に1回 こだわりのスパイスカレー
『CURRY HOUSE Babbulkund(バブルクンド)』でカレーを味わってきました 明石市
ここ数年、全国的にブームの「スパイスカレー」。明石でも少しずつ食べられるお店が増えてきました。今回はこの春オープンしたばかりの新しいお店を紹介します。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
訪れたのは、山陽電車の林崎松江海岸駅から徒歩5分ほどの場所にある『CURRY HOUSE Babbulkund(バブルクンド)』。店先には多種多様な木々が植えられており、どこか日本ではないような雰囲気が漂います。
迎えてくれたのは、店主の徳山瞬さん(写真左)と、徳山さんの大学時代からの友人だという一色暁生さん(写真右)。なぜ友人も一緒かというと、実はこのお店、一級建築士である一色さんの建築事務所兼自宅の一角にあるんです!
仕切りのすぐ向こうは、一色さんの仕事スペース。建築士として独立するにあたって、事務所を人が集まる場所にしたいと考えていた一色さん。そこで、カレー屋をするのが夢だったという徳山さんに声をかけたんだそう。
日本家屋をリフォームした店内はとてもおしゃれ!二人がけのテーブル席が3つ、テラス席1つの小さなお店です。(この日は、雨でテラス席は使えませんでした。)荷物置きが一体化したお店の椅子は、一色さんデザインのバブルクンドオリジナルです。
徳山さんの本職はITエンジニア。スパイスカレー好きが高じて、自分で作るようになったのがきっかけなんだそう。そのため同店は徳山さんの仕事がお休みの土曜日のみの営業で、このカレーが食べられるのは週に1回だけなんです。
カレーは「合わせ出汁キーマカレー」と「スリランカチキンカレー」の2種類。お客さんのほとんどがオーダーするというあいがけカレーをいただきました。すべてのカレーには、にんじんのアチャール(インドのお漬物)、ナスのモージュ(甘酸っぱいスリランカの和物)などの副菜が添えられています。トッピングでスパイス煮玉子ものせていただきました。
こちらが、合わせ出汁キーマカレー。一口食べて、驚きました。まず、強いお出汁の香りが口いっぱいに広がったあと、スパイスの風味が追いかけてきます。和食の雰囲気を感じるカレーでした。
スリランカチキンカレーは、チキンがホロホロ。スプーンで簡単にくずれます。くずれた軟骨がコリコリと食感のアクセントに。こちらは、鶏肉の旨味とパクチーの風味を堪能できるスパイスがきいたカレーです。
各カレーをそれぞれソロで味わったあとは、副菜も含めて全て混ぜるのがオススメの食べ方。徳山さんも「混ぜてからが真骨頂!」というように、酸味、辛味、甘み…別々だった味が全て合わさって、なんとも言えない一体感が生まれます。これが最高においしい!
強いスパイスの風味を感じるわけではないけれど、食べ終わったあとの体の芯がポカポカする感じがたまりません。スパイス好きも苦手な方も満足できるカレーだと思います。
4月のオープンからわずか3ヶ月で行列ができる人気店になった同店。売り切れ次第終了なので、気になる方は早めに来店するようにしてください♪
- 場所
- CURRY HOUSE babbulkund(バブルクンド)
(明石市林崎町3-550-8 )
Google マップ - 時間
- 11:30〜15:30(Lo 15:00)
カレーが売り切れの場合は終了 - グルメサイトで見る