絶滅危惧種植物約100種を知ろう!見てみよう!
手柄山温室植物園「播磨の絶滅危惧種展」姫路市
手柄山植物園で5月20日より「播磨の絶滅危惧種展」が開催されます。6月11日まで。
過去に10回程開催されている同園の人気イベントで、日本に自生している約7,000種の維管束植物の中で『絶滅』のおそれがあると言われる約3分の1の植物の中から100種余りが展示されます。
私たちの身近な環境にある『ため池』などに生息する植物は、改修工事などによる環境の改変が原因で多くの品種が絶滅の危機に瀕しているのだとか。同展はその問題を多くの人に知ってもらいたいと企画されたそうです。
会期中は植物の展示だけではなく、自然環境の中で特別なことではない草刈りなどの管理放棄で絶滅に追いやられる植物がいることなどにつちて、植物園のスタッフがわかりやすくレクチャーするイベントも行われます。(毎週日曜日の午前11時〜)
同園の担当者は、「植物の絶滅による生態系の変化は、シカ・イノシシなどの獣害の発生など、私たちの生活にも大きく関わってきます。展示を通じてそういう問題についても知っていただけると嬉しいです。」と話します。
また同展の見どころとして、世界でこの播磨地域にだけ生息する「トサオトギリ」現在NHKで放映中の朝ドラのモデル・牧野富太郎ゆかりの「コヤスノキ」や「チトセカズラ」を注目してほしいとのことでした。
<記者のひとこと>
身近にある植物の中に絶滅に瀕している植物があり、それらを守るためにも自分のできることがあるかもしれないですね。植物の美しさと未来のためにも貴重な時間を体験したいです。
詳細情報
- 期間
- 2023年5月20日(土)〜6月11日(日)
- 場所
- 姫路市立手柄山温室植物園
(姫路市手柄93番地)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:00〜17:00
(入園は16:30まで) - 入園料
- 大人 210円
小人 100円(6歳〜中学生) - 休園日
- 金曜日