圧倒的な存在感を感じさせる魂のこもった彫刻作品たち

神戸元町 歩歩琳堂画廊で開催「金愛子彫刻作品展 Silent Voice -音のない声-」

神戸出身、在住の彫刻家 金愛子さんの個展「金愛子彫刻作品展」が、神戸元町 歩歩琳堂画廊（神戸市中央区）で4月22日より開催されます。5月17日まで。

作家として初の個展となる同展では、海外からも高い評価を受け数々の受賞歴をもつ金さんの作品のうち、5年前からスタートした「Silent Voice -音のない声-」シリーズを展示。5月3日～5日には作家による「公開制作」も行われます。
Photo：Toru Takagi
人間の身体への尽きない興味と自分の心の奥底の感情を重ね合わせ、1人の人間の身体をモチーフに表現する彫刻作品は、一つひとつに彼女の魂が込められており、見る人に圧倒的な存在感を感じさせます。
彫刻家 金愛子さん　Photo：Toru Takagi
＜作家メッセージ＞
美術作品は共通⾔語の役割をもち、時代や⺠族、国などの違いを越えて価値観を共有することが出来る。また伝統の上に新しいものを創造しようとする試みでもある。

自分の中に湧き出た感覚と向き合いながら、これまで疑ってもみなかった価値観を問い直し、私にしかできない表現をさぐる。

粘土まみれになって必死に喰らいつける事が私の生きる原動力となり、それを通してまた新しい出会いや刺激をもらう。“今を生きる”為には必要なんだろうと思う。私にとってなくてはならないものだろう。

＜記者のひとこと＞
国内外のコンクールやコンペティションでの受賞や、芸術祭への出展経験を持つ彫刻家が、初の単独作品展を地元神戸で開催！作品の持つ“凄み”をぜひその目で感じてみてください♪

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