まるで懐石！？たこ焼きの新たな食べ方をご提案

たこ焼き屋『いっぷく』に行ってきました　神戸市垂水区

みなさん、「たこ焼き」はお好きですか？ソース派？ダシ派？はたまた…。
一見普通のたこ焼き屋さん。ですが・・・
神戸市垂水区星陵台に昨年オープンした『いっぷく』は、そんな「たこ焼き」の新たな可能性を教えてくれるお店です。
店内は8席。奥に4人掛けのテーブル席があります。お子様もぜひどうぞとのこと
子どもの頃からたこ焼きが大好きで、会社員時代にも「いつかたこ焼き屋をやる」と宣言し続けていた店主の花谷さん。小学生の時から土曜日は自分でたこ焼きを焼いていたという“筋金入り”です。
『いっぷく』のたこ焼きは大玉より一回り大きいサイズ。鉄板で丁寧に焼かれます
念願叶ってオープンしたお店は、テイクアウトだけでなく店内での飲食も可能。その場で食べられるという強みを活かして生まれたのが「たこ9アラカルト」です。

たこ9？アラカルト？？初めて聞いた時は一体何？とイメージがつかなかったのですが、「たこ焼きを9種類の味で食べることができるオリジナルのセット」のことだそうです。
「たこ9アラカルト」950円（税込）
ちょっと一杯飲みながら食べられる方もいるそうですよ
これが噂の「たこ9アラカルト」。ひとつひとつトッピングの異なるたこ焼き！定番のものもありますが、見慣れないものも。ええ〜、どれから食べよう？と迷うのも楽しい♪

ラインナップ（取材時）をご紹介。

①プレーン
②ソースマヨ
③ゆず塩
④二杯酢
⑤ネギマヨ
⑥海苔明太
⑦チーズ
⑧豚汁
⑨だし
まるでたこ焼き懐石！？目で見ても楽しめるようにと考えられたセットです
まずは①プレーンをいただきます。同店のたこ焼きはだし醤油味。何もつけずに食べるとだしの旨みがダイレクトに感じられて、なんとも奥深く上品な味です。ソースをかけてしまうのがもったいないような気持ちになります。
プレーンの味が引き立つ③ゆず塩
④二杯酢は酸味が爽やか。ピリリと効いた七味もよいかんじです。

奥様のイチオシは⑤ネギマヨだそう。たっぷり乗ったネギはお店で刻んでいてシャキシャキです。あえてソースなし、マヨネーズのみ。これがさっぱり×まろやかでナイス組み合わせなのです。
冬は、豚汁の代わりにチゲだったそうです
⑧豚汁？！もっとも驚いた食べ方ですが、これが意外にもよく合う！豚汁の具にたこ焼きがあってもよいのではないかと思ってしまうほど、馴染んでいます。

ああ楽しい。たこ焼きをこんなにワクワクしながら食べたのは初めてです。大玉9つですが、“味変”のおかげもあってペロリと食べられてしまいます。
「ソースマヨ（8個）」600円（税込） ※店内飲食は610円（税込）
何もつけない「プレーン」ももちろんあり。リクエストすれば「半分ソースで半分何もつけない」もOKだそうです
「たこ9アラカルト」が味わえるのは店内限定ですが、たこ焼きはテイクアウトも可能です。多数の注文の際は事前に電話予約をしておくと安心です。
店内でいただける「たこ飯定食」880円（税込）も人気です
「どなたもお気軽に“いっぷく”しにお越しください」と花谷さんご夫妻。お店の前を通る小学生たちが手を振りながら下校する姿に「おかえり〜」と呼びかける優しい眼差しに、懐かしさを覚えるとともに、地域になくてはならないお店だなと思いました。

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