絶対ジブリパークに行きたくなる展示の数々
特別展「ジブリパークとジブリ展」に行ってきました 神戸市中央区
開催のお知らせを受け、今か今かと待ちわびていた人も多いのではないでしょうか?広い会場に並ぶのは、ジブリ作品の世界を存分に堪能できる展示の数々。先月より『神戸市立博物館』(神戸市中央区)で始まった「ジブリパークとジブリ展」に行ってきました!
昨年11月に愛知県に開園した『ジブリパーク』。劇中の建物や世界観が再現されていて、いまも新しい施設の開園準備が進められています。同展はこれらの制作現場を指揮している宮崎吾朗監督の、これまでの仕事と作品を振り返るもの。ジブリパークをどのように考え、描き、つくっているのか、その舞台裏を知ることができます。
展示されているのは、東京の『三鷹の森ジブリ美術館』や『ジブリパーク』の制作過程に関する資料の数々。特に目を引くのは、お馴染みのキャラクターや名シーンを再現した模型たちです。まず出迎えてくれるのは、映画「となりのトトロ」に登場するトトロ。
映画「千と千尋の神隠し」に登場するカオナシも。こちらは電車から見られる景色が音楽と共に移り変わり、幻想的なシーンが再現されています。
また、大きなネコバスは「こうべ」を行き先にこの博物館にやってきてくれたようです。劇中でサツキとメイを包み込んだフワッフワの感覚が、そのまんま再現されているんです!
これらの模型は写真撮影をすることもできますよ~。※写真撮影のレギュレーションは来場日によって異なりますので、現地でご確認ください。
ほかにもデザイン画やメモ、スケッチなどがズラリ。実際にその資料が本物の空間に生まれ変わっていく様子を見ることができ、その細部にまで宿る宮崎吾朗監督の熱いこだわりを感じることができます。
宮崎吾朗監督は「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」などを手掛け、映画監督としても活躍。会場では作品のキャラクターデザインのほか、映画のイメージを膨らませた街並みのスクラップ、美術スタッフによる背景美術などが並びます。
中でも、スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーションで制作された「アーニャと魔女」は『三鷹の森ジブリ美術館』で開催された企画展示をそのまま再現。制作過程の素材や図解が並び、3DCGならではの細かさやその見え方、難しさがよくわかる展示となっています。
ジブリパークや作品が出来上がるまでに、一体どれだけの人がどれほどの時間をかけたのか…。熱いこだわりと、それらを忠実に再現する多くの人々の手仕事を学び、ジブリパークに行きたい気持ちがさらに強くなりました。
ジブリパークに行ったことがある人もない人も、作品への愛やパークを見学する視点がさらに深くなること、間違いなしです!
詳細情報
- 開催期間
- 2023年4月15日(土)~6月25日(日)
- 場所
- 神戸市立博物館
(神戸市中央区京町24番地)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:30~17:30(金・土曜日は19:30まで)
※入場は閉館の45分前まで - 観覧料
- 一般 1,800円
大学生 900円
高校生以下 無料(要証明) - 休館日
- 月曜日
- 入場
- 日時予約制
各種Web申込はこちら
電話申込 TEL 0570-00-0995(10:00~18:00)※6月26日まで
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