どの品種がお気に入り？4月2日まで開催中

22年続く「六甲アイランド チューリップ祭」に行ってきました　神戸市東灘区

現在六甲アイランドで開催中の「第22回六甲アイランドチューリップ祭」に行ってきました。

六甲ライナーのアイランドセンター駅を降り、少し歩くと遠目からでも赤やピンクの色が確認できます。近くには水の流れるリバーモールや神戸レディースフットボールセンターのある開放感のあるエリア。イベント広場には受付テントがあります。

5か所ある花壇のうち、比較的見ごろを迎えている品種が多かったD花壇へ。午後から雨予報だった取材日でしたが、色とりどりに咲いた花々は曇り空をはねのけるほどの鮮やかさ。

濃いピンクが鮮やかな「バルセロナ」や、黄色が映える「ゴールデンプリンスクラウス」、真っ赤できゅっとしまったフォルムの「レフェーバスメモリー」などがちょうど見頃。チューリップ畑に入って近くから写真をとったり、長い時間かけて熱心に動画を撮る方もいました。

今年初登場の「ハッピーアップスター」は八重咲の品種。まだ咲いていなかったのですが、葉とつぼみにも薄ピンクのラインが可愛らしく、目を引きました。

C花壇はINAC神戸の拠点神戸フットボールセンターの敷地内。植込みの周りにぎっしりと植えこまれたチューリップが風に揺れます。ちょうど練習中だった選手たちも観られました。

また一番大きなA花壇は、開催初日だった取材日の段階ではまだ4割程度の開花状況。まだまだ華やかさを増していきそうです。
球根の購入費用は「チューリップ募金」でまかなわれています
チューリップ祭を支えているのは「六甲アイランドを美しい街にする会」をはじめとする約200名の島内のボランティア。昨年12月に球根を植えるところから、草むしりなどの手入れを丹精込めて続けてきました。

震災後に発足したこの団体が、県からの助成金を受け、当時仮設住宅に住んでいた住民と共にチューリップの球根を植え、住民に癒しの場を作ったのがチューリップ祭の始まり。今年で開催22年目を迎えました。

春爛漫のチューリップたちの饗宴は4月2日まで開催。スタンプラリーや撮影会など、土日を中心に各種イベントが行われているので、そちらに参加してみるのも楽しそう。

お気に入りの品種に出会ったので、人気投票に参加してきました。花壇に差してあるネームプレートのQRコードをスマホで読み取って投票。
午後からの雨予報に備えてテント内の投票
もちろん例年実施しているシールによる投票も可能。参加するとマックフライポテト（Ｓ）がもらえますよ♪

海風が気持ちいい六甲アイランドで春を感じるひと時を過ごすことができました。

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