元銀行の建物がモダンな「港町のミニホテル」に変身

複合施設『BANCO（バンコ）』がオープン　南あわじ市

南あわじ市阿那賀に4月8日、“港町のミニホテル”をコンセプトとした複合施設『BANCO（バンコ）』がオープンしました。
1階の「喫茶バンコ」はホテルのフロント機能もあるカフェ
淡路島南西部の丸山漁港近くにある同施設は、旧淡路信用金庫阿那賀支店の建物をリノベーション。１階は『喫茶バンコ』、2階は宿泊施設「cave villa banco」となります。

『喫茶バンコ』はホテルフロント兼カフェ。銀行で使用されていた金庫室を客席側に残しています。メニューは創作トーストを中心に、昔ながらの喫茶メニューを同店風にアレンジして提供します。
素材にこだわったスイーツや創作トーストが頂けます
市内人気店の角食パンを極厚にカットし、食べ応えのある惣菜系やスイーツにもなる甘味系に仕上げた創作トースト。毎日手づくりされるチーズケーキ等のスイーツ類は、国産チーズやキビ砂糖など、材料にもこだわっています。
広々とした宿泊フロアはモダンな内装が自慢
2階は、1日1組限定の宿泊施設となる「cave villa banco」。ATMが導入される以前、銀行の宿直室として使用された場所です。 約80㎡のワンフロアは、淡路島の瓦やタイルを使用したモダンな内装が特徴。最大5名まで宿泊可能な同施設は、4月下旬にオープンの予定です。
最新型マイクロバブルバスを搭載した室内露天風呂
内露天風呂からは、播磨灘・鳴門海峡大橋が見渡せます。
淡路島の地魚をふんだんに使ったオプション料理が注文可能
また夕食には、同市福良の水産会社と協同した『淡路島旬の海鮮鍋』、『淡路島旬のお造り盛り』をオプションで注文することができます。

＜記者のひとこと＞
古き良き時代の銀行施設を利用したミニホテルはモダンだけれど、どこかノスタルジックな印象。近隣の漁港は昔ながらの雰囲気を残す、風光明媚な名所です。静かで充実した時間を過ごせそうな施設ですね。

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