目の前は漁港！絶品スイーツと珈琲に心奪われて♡
カフェ「大六珈琲」へ行ってきました 洲本市
洲本市五色町にある都志漁港にモダンなカフェ「大六珈琲」ができたと聞き、行ってきました。
淡路島の西海岸側にある都志漁港。漁船が並ぶ港の向こうに風力発電の巨大風車がそびえる、少し不思議な風景です。
「大六珈琲」は、この漁港にある五色町漁業組合の建物をリノベーションして、今年1月11日にオープンしました。味わい深い古い建物の外観が、そのまま生かされています。
中は一転、とてもモダンな印象。中央のレジスタンドを囲んで、様々なデザインのテーブル席が並びます。まずレジスタンドでメニューを注文してから、席に着きます。
店長はバリスタでパティシエの大西絢也さん。お母さまの久美さんは、ベーグルやパン類を担当。この日は、店長の妹さんもお店を手伝っていました。
絢也さんの左隣にあるのが、日本に10台しかないと言われるエスプレッソマシン。他にも日本に１台だけのグラインダーを使用していて、道具へのこだわりの深さがうかがえます。
これらのマシンを使い丹念に入れられたカフェラテは、“大六ブレンド”とも言えるスペシャリティコーヒーをベースに、淡路島牛乳の甘みを活かしたマイルドなお味です。
こちらが本日頂いたスイーツの数々！どれもボリュームたっぷりです。「お客様にたっぷり味わって頂きたいから」と、久美さんが朗らかに話します。
メニューは季節の旬や仕入れにより、基本的に日替わり。ドリンクと焼き菓子、ベーグル等はテイクアウトが可能です。
「山城農園さんのいちごシフォンケーキ」は、もち粉と米粉に豆乳を合わせて焼き上げたふわふわの生地に、地元のいちご農園で採れたいちごがたっぷり。素材の味を活かした生地が酸味のあるいちごや、奄美諸島産の素焚糖（すだきとう）の独特な甘さと口の中で溶け合い、とても優しい印象です。
久美さんが焼き上げた「キーマカレーベーグル」。ゴマを練り込んだ生地に、控えめな辛さのキーマカレーが焼き込まれています。極限までもちもちの食感がたまりません！
（右）「3種の柑橘類パウンドケーキ」500円（税込）
しっかりとした甘さにオレンジ、ユズ、レモンの風味が爽やかなハーモニーを奏でる「３種の柑橘パウンドケーキ」。
増田製粉の「赤煉瓦」という粉を使って焼き上げた「島フィナンシェ」は、表面のザクザク感が楽しい食感です。
オーソドックスながら、作り手のこだわりが詰まったスイーツとフードの数々。どれを食べても「間違いない！」と感じる美味しさでした。
店名の「大六」とは、家業である漁業の屋号とのこと。お店のロゴは、お父様がタコ漁を行うことから、タコと夕陽がモチーフです。どちらも絢也さんの家族や店に対する想いが込もっています。
「いろんなお客様に、美味しいコーヒーとおやつで幸せになって頂けたら」と話す絢也さん。仲良し家族が営むステキなカフェは、今日もたくさんのお客様がやって来ます。
詳細情報
- 場所
- 大六珈琲
（洲本市五色町都志万歳494-1）
GoogleMapで探す - 営業時間
- 11:00〜17:00（L.O.16:30）
- 定休日
- 不定休（SNSを確認）
- 問い合わせ
- InstagramからDMで問い合わせ
- この記事の地域の天気情報