姫路市民にもなじみ深い、池田家の揚羽蝶の家紋をモチーフ
姫路城 新デザインの「御城印」を販売 姫路市
国宝姫路城(姫路市)の御城印に新デザインが登場!2月1日より姫路城内売店にて販売されます。
公益社団法人姫路観光コンベンションビューローが姫路城への入城促進につなげようと販売している御城印。今年が姫路城世界遺産登録30周年イヤーであることから、現在の姫路城の基礎を築き、姫路市民の方にもなじみ深い池田家の揚羽蝶の家紋をモチーフに新デザインを制作したそうです。
<中央に配置された家紋>
関ヶ原の戦いの後に池田輝政公が入城。揚羽蝶の紋様は、現在の姫路城の連立式天守を作り上げた池田家の家紋です。池田家の御殿があった備前丸より出土した四半瓦にあった揚羽蝶の模様を抽出して配しています。
<「國寶姫路城」の文字>
菱の門の鏡柱にかかる木の看板の文字を抽出。この看板は昭和の初期に姫路城が国宝保存法により国宝に指定された際に掲げられたと言われています。
<デザイン>
クリアトナーによる印刷で光の当たり具合によりデザインが浮かび上がるようになっています。左上に配したデザインは、大天守を飾る懸魚の一つ「三花蕪懸魚」を元に作成され、築城当時から引き継がれる左官職人の漆喰塗技術を垣間見ることができます。
また、右下には、池田輝政公が姫路城を築城する際に積んだぬの門西側の高石垣の稜線を抜き出してデザイン。算木積みで積まれた石垣角部の稜線は下から上へと独特なカーブを描くことから「扇の勾配」と呼ばれ、当時の石垣の技術の粋を集めて高石垣を築いた池田時代の姫路城を象徴しています。
<記者のひとこと>
姫路城を訪れた際にぜひゲットしたい新デザインの御城印。細かい部分まで姫路城に所縁のあるもので作成されていますよ。
詳細情報
- 期間
- 2023年2月1日(水)~
※販売終了時期は未定 - 場所
- 姫路城内売店(姫路市本町68)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 9:00~17:00
- 販売価格
- 300円(税込)