食べたことある?しっとりほろっとほどける「米粉のタルト」
米粉のタルト『COSMOS(コスモス)』へ行ってきました 神戸市垂水区
神戸市垂水区塩屋北町の住宅街に「米粉のタルト」が美味しいお店があると聞いて以来ずっと気になっていた、週2回のみ営業している小さなお店『COSMOS(コスモス)』にうかがいました。
取材に訪れた日は、月に一度の「きたよんマルシェ」が行われている日でした。
神戸市西区で採れた野菜や果物を販売する『ヘーリアンテス』、植物やお花、季節のリースなどを販売する『ぐんぐんフラワー』、淡路島の恵みを集めた『Tumugu』とともに同店のケーキや焼菓子が並びます。
ショーケースを彩る魅力的なケーキや焼菓子たち。季節の素材を使ったタルトとして、この日は「青森県産 和栗の渋皮煮」タルトや「青森県産 林檎のキャラメリゼ」タルト、「神戸市西区産 太秋柿とダークチョコレート」のタルト、「塩屋産 レモンクリーム」タルトなどが販売されていました。
「青森県産 和栗の渋皮煮」タルトと「塩屋産 レモンクリーム」タルトをいただくことに。
タルトといえば、固くて切るとお皿がカツンと鳴るのがお決まりじゃないですか?こちらのタルトは、フォークが優しくすっと入るかんじ。
口に入れるとしっとり、ほろっとほどけるタルト生地。はじめての食感です。焼き込んでも固くならないのは、米粉ならではなのだそう。年配の方からは「歯がなくても食べられる〜」と好評なのだとか。
和栗の渋皮煮がゴロゴロ乗ったタルトは、甘さ控えめでまろやか。しっとり食感と相まって、ほっこり優しい味です。
レモンクリームタルトは、ほどよい酸味が爽やかでレモンがたっぷりと使われているのが分かります。上に乗ったレモンピールがアクセント。
レモンは地元、塩屋産。同店では、毎月塩屋で採れた素材を使ったタルトを作り続けているそうですよ。
こちらは「raw(非加熱)vegan(動物性不使用)ケーキ」。ロースイーツ、近年注目されていますよね。
層ごとに食感の異なるケーキ。バターや小麦粉を使わずに、さらに火を入れずにどうやってこんなケーキが作られるのか不思議です。
チョコレートケーキなのでこってりしているように思えますが、甘すぎず食べやすい。酸味の奥に甘さを感じます。ローケーキはここまで進化したか!と思わせる味です。
同店で扱うスイーツは、グルテンフリー。「できるだけオーガニックや大切に育てた天然酵母を使って、素朴だけどからだ喜びこころ満ちる“おやつ”を作っています」と店主の原さん。しっかりと選ばれた材料を使って丁寧に作られるケーキや焼菓子は、優しく、思わずにっこり微笑みたくなる味です。
工房兼お店は、一見普通のおうち。オープンするのは月曜日と水曜日の15時〜18時頃までと、月に一度の「きたよんマルシェ」のみ。友達のおうちにお呼ばれした気分で訪れてみてはいかが?
詳細情報
- 場所
- COSMOS
(神戸市垂水区塩屋北町4-11-3)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 月曜日・水曜日 15:00~18:00頃
毎月第3金曜日 11:00~15:00頃(きたよんマルシェにて) - 定休日
- 日・火・木・金・土曜日
- TEL
- 090-8935-7589
- 駐車場
- あり(お店の前に駐車可)
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