心と体が豊かになる発酵ランチ
『cafe muku』に行ってきました 川西市
川西市の住宅街のショッピングモール内にお洒落なカフェがあるという噂を聞きつけ、『cafe muku』を訪れました。
「心と体が豊かになるカフェ」がコンセプトのナチュラル可愛いお店で、店名の「muku」は天然無垢の「無垢」に由来するそうです。
地元川西市や猪名川町など、能勢の里山で収穫された野菜などを中心に、全国からこだわりの食材を取り寄せ、料理やお菓子、ドリンクのシロップに至るまで全て店内で手作りしています。
甘酒や塩麹などの発酵調味料で下味を付け、調理の際には調味料の追加は極力減らして、素材そのものの味を美味しく感じられるようにと工夫しているそう。
「地元のコミュニティ作り」「過疎化住宅地の活性化」を目指して、敢えて地元のショッピングモールに出店。
すっかり地元に定着している様子で、筆者が訪れた際も1人で勉強する学生さんからコーヒーを楽しむ老夫婦まで、幅広い年齢層のお客さんで賑わっていました。
今回筆者が頂いたのは、大人気の発酵ランチプレートの中でも一番人気の「発酵ハンバーグランチ」。
驚くほど柔らかく、お肉の旨味が伝わる優しい味付けは、発酵調味料の下味のおかげだそう。
お客さんが召し上がる際に、崩れず形を保って口に運べるギリギリの柔らかさを狙って作られています!
プレート奥の小鉢は全て能勢の野菜を使った日替わり副菜で、野菜の優しい味わいが口に広がります。サラダももちろん発酵ドレッシングで!
ご飯は今回五穀米で頂きましたが、パンも選べます。
食後にはお店の看板メニュー「絶景モンブラン」とクリームソーダを頂きました。
能勢の山々をイメージした高さ7センチのモンブランは、タルト生地の上にチョコレートコーティングしたメレンゲ、カスタードクリーム、マロンクリームがのっています。
ランチタイムのデザートの一番人気商品のため、ティータイムには売り切れになっていることもばしば。
クリームソーダは色鮮やかなラズベリー味。こちらももちろん自家製発酵シロップで作られていて、優しい甘さと香りが心も満たしてくれます。
ドリンクは月替わりの限定商品もあり、11月は温かいジンジャーラテになります。
社会貢献にも力を注ぐmukuさん。定休日にはなんと無料で地元自治体にスペースを貸し出し、月に一度認知症カフェも営業されています。
来年4月からは現在のレンタルスペースが障がい者就労支援作業施設としてリニューアルされ、ふるさと納税の返礼品としても人気のクッキー詰め合わせセットなどが作られる予定です。
お店の雰囲気やお料理だけでなく、スタッフの皆さんからも笑顔と優しさが溢れる素敵なお店。筆者も穏やかで優しい気持ちになれました。
詳細情報
- 場所
- cafe muku
(川西市清和台東3丁目1番8 トナリエ清和台2階)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 11:30〜18:00
- 定休日
- 水曜日(年末年始は12月30日〜1月3日まで休み)