色んな角度から楽しめる居心地のいい「第三の場所」
テイクアウトカフェ&ギャラリースペース「kaku°(カクド)」 訪問レポ 加古川市
東加古川駅から線路沿いに東へ徒歩5分。コープ東加古川店の目の前。どこか懐かしい町並みの残る商店街の角に「kaku°」(カクド)はあります。5月にオープンしたテイクアウトカフェとギャラリースペースを併設したお店をレポートします。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
店主である加古川在住のデザイナー西嶋さんが、小さい頃祖母や母とよく訪れたという愛着のあるこの地域でお店がしたいと物件を探していて、ようやくこの場所に巡り合ったのだそう。デザイン事務所での考え方を活かしたお店を作りたいと考え、カフェとギャラリースペースの2面性を持つお店、角にあっていろんな角度から楽しめるお店にしようと「kaku°」(カクド)という店名になりました。
こちらはテイクアウトカフェの正面。青の屋根と看板が印象的でとてもスタイリッシュな外観。カウンターからちらっと見えるアートなプレートもとってもかわいい!
テイクアウトカフェでは、店主の西嶋さんが一杯一杯丁寧にハンドドリップで入れてくれるコーヒーが楽しめます。
ドリンクメニューはハンドドリップのコーヒーの他にカフェラテ、ソイラテ、りんごジュースがあり、季節限定のはちみつレモンのジュースなどもあります。今後は地元加古川や播磨地域で採れた果物を使ったジュースの販売も考えているそう。
コーヒー豆は加古川出身の焙煎士さんと相談してブレンドしているそうで、筆者はアイスコーヒーをいただいたのですが、酸味がなくスッキリとした味わいでゴクゴクと一気に飲んでしまいそうなくらい飲みやすい一杯でした。こだわりのカクドブレンド豆の販売もあるそうです。
ドリンクのお供にずらっと並んだ焼き菓子もすべて地元加古川のお店のもの。こちらは体に優しい材料のお菓子を販売されている「トラントセット」の焼き菓子。人気ですぐ完売してしまうこともあるので出会えたらラッキーなんだそう。コーヒーって一緒に甘いものが欲しくなるので嬉しいですね。
こちらは加古川の焼き菓子屋さん「S&N」が素材からこだわって作った栄養満点の行動食PASS。
こちらは同じく加古川発の企業「NinjaFoods」のベイクドサプリ。蒟蒻とおからで作った大満足の腸活ケーキなんだそう。なんだか珍しいお菓子も置いていて食べてみたくなりますね。店主の西嶋さんは「今後は地元のお店とカクドでしか食べれないものをコラボしてみたい」と語っていました。
そしてこちら側はギャラリースペースの入口です。ちょっとした時間にふらっと入れて、アートやもの作りを楽しめる空間になればとギャラリースペースを作ったそうです。
中はアートな空間が広がっていました。取材の日はちょうど入れ替えの時でしたが、その様子も見られるのも醍醐味です。定期的にギャラリーを入れ替えて、アートはもちろんワークショップやポップアップショップ、雑貨、クラフトなどの展示を予定されています。
作り手との交流を大切にしていて、西嶋さんも「直接作り手と会って作品を見る機会を作って欲しい」と語っています。実際にお話して人となりを知ってから見る作品はさらに特別に感じますね。
ギャラリースペースの前の軒先にはベンチがあり、テイクアウトしたドリンクを座って飲みながら、ギャラリースペースを眺める事もできます。まさに時間が溶けるベンチ…ゆったりと心地よい時間が過ごせますよ。
店主の西嶋さんは「気軽にテイクアウトして、軒先のベンチでゆっくりして気分転換してもらいたい。自宅から買い物や通勤の目的地への間のサードプレイスみたいな存在になれば」「kaku°をきっかけにこの地域の魅力も知っていただきたい」と語っています。お話を聞いていて、店主の地元愛に感銘を受けました。
地元を大切にした、ふらっと気軽に立ち寄れるテイクアウトカフェ&ギャラリースペース「kaku°」。みなさまもこだわりのドリンクや地元加古川縁の焼き菓子を軒先のベンチで楽しんでみてください。またふらっと来たくなるなんとも言えないリラックスした時間が過ごせますよ。
- 場所
- kaku°(カクド)- Take out cafe & Gallery space-
(加古川市平岡町新在家1-251-5C )
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