神戸を象徴する建物の内部が“1日”だけ見学可能に！

ポートアイランド北公園『みなと異人館』3年振りの一般公開　神戸市中央区

ポートアイランド北公園（神戸市中央区）内にある市の景観形成重要建築物＊「みなと異人館」が6月4日、3年振りに一般公開されます。事前申し込み不要、入場無料。

＊「神戸市都市景観条例」に基づき指定された、歴史的な建築物や地域のシンボルとなっている景観上重要な建築物のこと。
写真提供：シスメックス
建設された当時（1906年）の雰囲気が色濃く残る館内の様子を見学できるほか、「神戸らしさ」をキーワードに神戸港の歴史を紹介した展示パネルも用意されています。
写真提供：シスメックス
1981年に建物が北野から北公園の敷地内に移設されて以来、2008年の閉館まで喫茶店や結婚式場として多くの神戸市民に親しまれてきた「みなと異人館」。

もともとは英国人A.E.ヘイガー邸として北野町に建設された洋館で、1949年から1978年まで日本郵船株式会社が社員寮として利用していたものを1978年に神戸市が譲り受けました。
写真提供：シスメックス
閉館後、2012年よりシスメックス株式会社が建物の修繕と維持管理を引き受けており、「港と一体となった景観を、神戸市民をはじめ、公園を訪れる多くの方々に楽しんでいただきたい」という思いから今回の一般公開を企画されたそうです。

＜記者のひとこと＞
2008年の閉館以来、外からしか見ることができなくなり寂しく思っていた神戸市民の方も多いはず。今回は“3年振り”かつ“1日限り”の一般公開なので、貴重なチャンスを是非ものにしたいところです！

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