街を、もっと楽しもう Kiss PRESS

保存した記事
記事検索
ルーレット
お出かけ先に迷ったら!

キーワードから探す

市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
地域選択をクリア

わざわざ訪れたい、こだわりがたっぷり詰まったサンドウィッチ店

【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区

2023年4月30日(日)に閉店しました。

---

垂水区青山台、通称ジェームス山とよばれる地域に、手づくりサンドウィッチのお店があります。『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』は、店内で作られた具材をたっぷり使ったサンドウィッチ専門店です。季節のサンドやデザートサンド、パニーニなど、こだわりの詰まったサンドウィッチがおいしい!という噂を聞いてお店を訪れました。
【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
青いタペストリーが目印の小さなお店は、バス停「青山台」から歩いてすぐ。近くにある大型ショッピングモールからも徒歩圏内です。
【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
扉を入ってすぐのショーケースには、おいしそうなサンドウィッチがずらり。サンドウィッチの具材はすべて店内で手づくりされているそう。
【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
店主の矢田部さんは、もともと出版社でデザインや編集の仕事をしていたという異色の経歴の持ち主。退職後、大阪の中心部でサンドウィッチ店を開業しましたが、1年3ヵ月で閉店。その後も様々な形態の飲食業を経験し、やっぱりサンドウィッチのお店をしたい!と思い、2020年、今の場所にお店を構えたそうです。

「サンドウィッチは、和洋中、スイーツ系もなんでも合わせられる。食感も含めてパズルのようで楽しいんです」と矢田部さん。
「よくばりミックスサンド」520円(税込) 「よくばりミックスサンド」520円(税込)
人気のサンドウィッチをいただきました。まず「よくばりミックスサンド」。ボリュームのあるチキン、粗くつぶされた卵、噛みごたえのある分厚めのハム、シャキシャキレタスがふんわりパンに挟まれていて食感も楽しい!チキンは薄味なのにしっかりと味が染み込んでいておいしいです。ひとつひとつの味は濃くないのに、全部がマッチしてちょうど良い味になっています。粒マスタードのスパイシーさもほのかに感じて、まさに計算されたミックスサンドだなと思いました。あとで裏に書かれた原材料を見てみると“鱈(たら)”の文字を発見。「え、鱈?!」私には鱈を見分けることができませんでしたが、それも含めてこの絶妙な味のバランスに仕上がっているのだなと思いました。
「フルーツクリームサンド 甘夏みかん」370円(税込) 「フルーツクリームサンド 甘夏みかん」370円(税込)
デザート系代表「フルーツクリームサンド 甘夏みかん」。たっぷりのカスタードクリームにフレッシュな甘夏。その間にはオレンジピールが隠されていました。カスタードクリームとフルーツだけでも十分おいしいのに、オレンジピール!“凝り性”とおっしゃる矢田部さんのこだわりを感じました。カスタードクリームは手づくり。ちなみに、他のサンドウィッチで使われているクリームチーズも手づくりされているそうです。
「野菜ゴロゴロカレーミートサンド」290円(税込) 「野菜ゴロゴロカレーミートサンド」290円(税込)
「野菜ゴロゴロ カレーミートサンド」には、名前のとおり野菜がゴロゴロ。アスパラ、ドライトマト、ひよこ豆など目にも鮮やかな具材がたくさん入っています。粒マスタードが塗られた硬めのパンに、ひき肉のカレーと野菜が挟まっていて食べ応えのある一品です。そのままでもおいしいと思いますが、トースターで少し焼いてみたら、パンがサクサクになって香ばしさがアップしました。お客さんより「パセリのサンドウィッチはお酒のあてにもなる」と言われることがあるそうですが、分かる気がします。ちなみにこちら、手間のかかるサンドウィッチNo.1だそうです。
「ハムとコーンドビーフのこんがりパニーニ」290円(税込) 「ハムとコーンドビーフのこんがりパニーニ」290円(税込)
矢田部さんの調理には妥協がありません。これまでの経験や、料理本を眺めたりしながら「アレとコレを組み合わせたらどうだろう?」と、常にイメージを膨らませているそうです。「ポテトサラダひとつとってもアホみたいにこだわってるんです」と言われるのを聞いて思わず笑ってしまいましたが、作り方を聞くと確かに!すごく手間がかかっていてびっくりしました。(気になる方はぜひ矢田部さんに聞いてみてください)
【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
サンドウィッチは、その時々の気候や旬に合わせてラインナップが変わります。暑くなる季節には控える材料などもあり、衛生面にもとても気をつけておられます。

店名の『パセリ』は、あの緑のパセリをイメージ。「“なくても困らないけれど、あったらさらに良くなる”そんなお店を目指しています」と矢田部さん。軽快なトークからは明るいお人柄がうかがえますが、とても真面目で一直線、お客様への、おもてなしの気持ちの強さも感じました。
【閉店】『サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ』実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
かわいいサンドウィッチのロゴは、矢田部さんの学生時代のご友人が描かれたものだそうです。また、店内のポップや小物は矢田部さんの娘さんの作品だそうです。矢田部さんが昔働いていた出版社の先輩が娘さんをサポートして作られたとのこと。そんなつながりも素敵だなと思いました。

お店のすぐ横に5台停められる(ビル店舗共用)駐車場がありますので、車での来店も安心です。「お昼は結構すいていることが多いです」とのことですので、ランチに買ってお出かけするのも良いですね。こだわりのたっぷり詰まったサンドウィッチ、ぜひ味わってみてください。

写真

詳細情報

住所
サンドウィッチハウス ジェームス山 パセリ
(神戸市垂水区青山台5-3-20 ミスタージェームスビルド102号)
GoogleMapで探す
営業時間
9:00~16:00
定休日
日曜日・月曜日(祝日の月曜日は営業)
TEL
078-786-3606
駐車場
お店の横に5台分あり(ビル共用)
この記事の地域の天気情報
近くで宿泊 近くで食事

Kiss PRESS編集部:井出

記事の続きを読む

おでかけルーレット

スタート!
ストップ!
もう一回

条件に合うおでかけ情報が
見つかりませんでした

条件をかえる
とじる