旅する気分でご当地インクに染まる４日間

北野工房のまち「日本INK紀行 2022」神戸市中央区

ご当地インクが勢ぞろいする「日本INK紀行2022」が、約３年ぶりに神戸で開催されます。場所は北野工房のまち。全国の文房具販売店、万年筆専門店、雑貨店、国内筆記具メーカーの商品が並び、全てのインクの試し書き、購入が可能な4日間となります。

現在のインク沼の世界に至るきっかけとなった「ご当地インク」は、2007年発売の『KobeINK物語』が、その草分け的な存在となっています。情緒豊かな色彩とその土地の歴史をテーマに開発されることが多いご当地インク。色に込められた「物語」が文具好きなひと、万年筆のユーザーの心をつかんでいます。

「会場では参加インクすべてを、試し書きしていただけますよ。普段お使いのノートをお持ちになって、ぜひお気に入りの色を探してくださいね。インクで表現されたその土地の景色やボトルラベルなども楽しみながら、旅行気分を味わってもらえると嬉しいですね。」と、インクへの愛に染まっている担当者からのイベント当日の楽しみ方を参考にすると、さらに充実した時間となりそう。

インクの世界を楽しむイベント参加費500円は、できるだけお釣りの要らないようにご用意ください。

<記者のひとこと>
インクは毎回違うにじみ具合や、ペンによって変化する味わい深い線、そしてボトルのデザインまでもが魅力的でじわじわと使うほどにハマっていきます。実際に私もインクに夢中になりかけている一人です。デジタルなものが中心の今だからこそ、ゆる～く温かみのある手書きの時間も楽しみたいですね。ペンとインクは心穏やかな時間を届けてくれる、そんな気がしています。

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