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春を告げる純白の花が例年より早く開花
六甲高山植物園「ミズバショウ」の群落が見頃 神戸市灘区
六甲高山植物園(神戸市灘区)で「ミズバショウ」の群落が見頃を迎えています。同園では約600株のミズバショウを自然に近い環境で見られるように栽培されており、湿生区に広がる白く華やかな景色を4月中旬まで楽しめる見込みです。
北海道や東北地方など北国では、春を告げる花は「サクラ」ではなく、「ミズバショウ」や「コブシ」と呼ばれるほどで、同園では例年より約10日早い見頃に。
最も目立つ白い部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変形したものであり、その中に包まれるように咲く黄色い部分が花の集まりだそうです。
ミズバショウの他にも、6枚の花被片を大きくそりかえし、うつむきかげんに咲く「カタクリ」や落葉広葉樹林帯の林床に生える多年草「キクザキイチゲ」といった春の花が続々と開花しています。
〈記者のひとこと〉
温かくなってきて、植物たちも喜んでいるように見えるシーズンが到来!春と言えば桜のイメージですが、ミズバショウも可憐で佇まいが美しい花ですよね。約600株のミズバショウを自然に近い環境で見られるなんて、なかなかに贅沢だと思います!
詳細情報
- 見頃(2022年)
- 4月中旬頃まで
- 場所
- 六甲高山植物園
(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)
GoogleMapで探す - 開園時間
- 10:00~17:00 (16:30受付終了)
※イベント開催時は延長の場合あり - 休園日
- 木曜
- 入園料
- 大人(中学生以上)700円、小人(4歳~小学生)350円
- 問い合わせ
- 六甲高山植物園
TEL 078-891-1247
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