このイベントは終了しました。
現在との違いに驚きも 茅葺の武家屋敷で企画展
安間家史料館『明治時代の教科書 展』丹波篠山市
江戸時代の佇まいを今に残す武家屋敷・安間家史料館(丹波篠山市)で現在、『明治時代の教科書 展』が開催されています。3月31日まで。
安間(あんま)家は篠山藩主青山氏の家臣で、標準的な下級武士の一家だということが分かっています。
藩校では和算の教師、また、教科書を印刷する版木の制作にも携わっていました。明治時代になると学校の教員となった安間家には、江戸時代から明治時代にかけての教科書が多く残されています。
同展では、明治時代の小学校の教科書を中心に紹介。現在のものと比べると、「これが小学生用?」と思われるものもあるといいます。また屋敷は、通称「御徒士町」と呼ばれる武家屋敷群の一角に天保元(1830)年以降に建てられたとされており、当時の武家の暮らしを今に伝えています。
〈記者のひとこと〉
近隣には、国史跡・篠山城跡の中核をなす建物「篠山城大書院」や、江戸期の政治・文化・生活の実態を体感できる「青山歴史村」、木造建築の裁判所としては我が国最古級の篠山裁判所を活用した「歴史美術館」も。4施設共通の入場券も販売されているので、併せて楽しむのもおすすめです。
詳細情報
- 開催期間
- 2022年2月5日(土)~3月31日(木)
- 時間
- 9:00~17:00
- 場所
- 武家屋敷安間家史料館
(丹波篠山市西新町95)
GoogleMapで探す - 入館料
- 大人200円、高大学生100円、小・中学生50円
- 休館日
- 月曜日
※祝日の場合は翌日 - 問い合わせ
- 武家屋敷安間家史料館
TEL 079-552-6933
- この記事の地域の天気情報
記事の続きを読む