巨木から降り注ぐ薄桃色の花のシャワーを体験して

「八木村上邸のしだれ梅」オープンガーデン　南あわじ市

南あわじ市八木馬回の個人宅・村上邸で、「八木のしだれ梅」を見ごろを迎え、オープンガーデンが開かれています。
約8メートルの高さから降り注ぐように咲くしだれ梅
淡路島の花の名所「あわじ花へんろ」の第56番札所に指定されている「八木のしだれ梅（村上邸）」は、樹齢約70年。高さ約8ｍ、幹の直径は約60㎝にも及ぶ巨木です。本家の屋根を軽く超える高さから、幅約12ｍに渡って垂れ下がる枝々の先にこんもりと薄紅色の梅が咲く光景は、幻想的で息をのむ美しさです。

村上邸では長年に渡り、しだれ梅の開花を楽しみに訪れる人たちのために、毎年この時期に自宅の庭をオープンガーデンとして開放。期間中は、島内外からの観光客や、多くのプロ・アマカメラマンたちでにぎわいます。2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため一般公開は取りやめとなりましたが、今年は再開されることとなりました。

花が満開を迎える2月末頃から夜間ライトアップ（日没～21時）が行われるほか、お茶屋の営業や特産品の販売等もあります。また10時～15時頃にかけては、プロ・アマのオカリナ愛好家による演奏も行われるとのことです（不定期）。

観覧は自由ですが、個人宅の庭なので、近隣への配慮等マナーを守ってお楽しみください。

＜記者のひとこと＞
静かな里の一軒家に立つ巨木から、薄紅色の梅が降り注ぐように咲く様子は、この世のものとも思えぬ美しさ！穏やかな空気の中、幻想的な光景に癒されてくださいね。

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