大好きな絵本の世界にどっぷり　親子での美術館デビューにも

植野記念美術館『宮西達也Newワンダーランド展　ヘンテコリンな絵本の仲間たち』丹波市

丹波市立植野記念美術館で7月17日から9月5日まで、企画展『宮西達也Newワンダーランド展　ヘンテコリンな絵本の仲間たち』が開催されています。

カラフルな絵と心温まるストーリーの数々を世に送り続けている絵本作家の宮西達也さん。乱暴で嫌われものの恐竜ティラノサウルスがアンキロサウルスの赤ちゃん“ウマソウ”に慕われ、父性に目覚めていく『おまえ うまそうだな』や、ウルトラマンに憧れた子どもが父親になり、一生懸命まじめで不器用な子育てを描く『おとうさんはウルトラマン』など、愛情や絆をテーマとしたストーリーは子どもだけでなく大人の読者をも引き付ける魅力にあふれています。

同展では、そんな宮西さんの活動初期から近年の話題作に至るまでの絵本作品の原画やスケッチなどが約200点展示されるほか、ティラノサウルスやウルトラマンの大きな立体模型やジオラマなどの仕掛けもあるそう。大好きな絵本の展示なら、幼い子どもとの美術館デビューにもちょうど良いかもしれませんね。

また期間中は、宮西さん本人が登場する「絵本読み聞かせ会、ライブペインティング」や、0歳から参加できる「赤ちゃんからの美術鑑賞ツアー」といった関連イベントも実施。一部イベントは事前申し込みが必要となっていますので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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