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普段はレプリカ展示 実物を間近で見られる貴重な機会に

神戸市立博物館「聖フランシスコ・ザビエル像」の実物展示

神戸市立博物館(神戸市中央区)は5月12日から23日までの期間限定で、重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」の実物を展示します。※5月11日まで臨時休館中。
重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」神戸市立博物館蔵(池長孟コレクション) 重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」神戸市立博物館蔵(池長孟コレクション)
天文18年(1549)に来日したフランシスコ・ザビエル(1506-1552)は、イエズス会の創立会員として、日本に初めてキリスト教を伝えた人物。神戸市立博物館が所蔵する「聖フランシスコ・ザビエル像」は教科書にも写真が掲載される作品であり、イエズス会の影響下で西洋の絵画技法を学んだ日本人の画家が描いたと考えられています。ザビエル個人を描いた日本製の肖像画は他に現存例がなく、きわめて貴重です。

本作品は、キリシタン大名・高山右近の旧領であった大阪府三嶋郡清溪村大字千提寺(せんだいじ・現在の茨木市)の旧家に伝えられてきたもので、大正9年(1920)9月26日に発見。江戸時代のキリスト教禁教によって、キリシタンに関連する絵画類はことごとく破壊されましたが、「聖フランシスコ・ザビエル像」は秘匿されてきたことにより、弾圧の時代をくぐりぬけて奇跡的に伝えられました。昭和10年(1935)、神戸の南蛮美術収集家・池長孟(いけながはじめ・1891-1955)が入手したことで、本作品は神戸へ。平成12年(2000)には国の重要文化財に指定されました。

作品をよりよい状態で未来へとつないでいく保存の観点から、コレクション展示室では通常はレプリカを展示しており、実物作品は展示日数・回数を管理して公開されています。昨年11月に続く実物展示となる今回は、実物を間近で見られる数少ない機会となります。

詳細情報

期間
2021年4月24日(土)〜5月23日(日)
※5月11日まで臨時休館中
※月曜休館
場所
神戸市立博物館
2階 コレクション展示室
(神戸市中央区京町24)
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時間
9:30〜17:30
※金・土曜日は19:30まで
※入場はそれぞれ閉館30分前まで
入場料
一般300円、大学生150円
高校生以下無料
問い合わせ
神戸市立博物館
TEL 078-391-0035
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Kiss PRESS編集部:松田

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