日本有数の群生地　かたくり祭りの開催も

「清住かたくり園」がシーズンオープン　丹波市

薄紫の華麗な花「カタクリ」の群生地として知られる清住かたくりの里（丹波市氷上町）が3月26日、シーズンオープンを迎えました。4月15日までの開園が予定されていますが、開花状況により変動の可能性もあるのでシーズン終わりに足を運ぶ方は事前に確認するのがベターです。

清住かたくりの里は、関西最大級・日本でも有数の密集群生地。例年3月下旬から4月中旬に開園され、紫の絨毯が一面に広がります。カタクリは花が咲くまでに7、8年かかると言われており、花を咲かせるのは2週間ほど。さらに雨や曇りの日には蕾のままで、晴れた日の温度が17度以上の日にしか姿を見ることができないとも。

近隣の達身寺では水仙が見ごろを迎えており、3月26日から4月15日までは同園の入園と拝観との割引チケットも販売。はしごして楽しむこともできます。

また、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として中止が続いていた恒例の「かたくりまつり」も、今年は3年ぶりに実施が決定。丹波の特産物・農産品が並びます。時間は9時から16時までを予定。

丹波市観光協会では、「満開の桜と一緒に春を告げるカタクリの花を楽しんでいただきたいです。カタクリは10時から15時ごろに開花しています」と見どころを伝えています。

＜記者のひとこと＞
春の花といえば桜が定番ですが、この貴重なカタクリを愛でるのも風情がありますね♪

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