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企画展『牛のおもちゃ』もスタート
日本玩具博物館 特別展『世界のクリスマス ~ドイツのクリスマス飾りを中心に〜』姫路市
11月を迎えると世間は一気に年末ムードへと突入しますね。日本の郷土玩具や世界160ヶ国の玩具など、9万点を超えるコレクションを所蔵する日本玩具博物館(姫路市)では冬の特別展『世界のクリスマス ~ドイツのクリスマス飾りを中心に〜』が始まっています。
今年のクリスマス展は、“クリスマス飾り”をメインに構成。モミの木のツリーやクリスマス人形を発達させたドイツのオーナメントのほか、「北欧」「中欧」「南欧」「東欧」の四つの地域に分けて、ヨーロッパ各地の特徴あるクリスマスの祝い方を紹介しています。
会場には、ヨーロッパを代表する「おもちゃの王国」であるドイツで制作されたクリスマスツリーのオーナメントやキャンドルスタンドに加えて、クルミ割り人形やキリスト降誕人形(=クリッペ)といったクリスマス人形が並びます。またスウェーデンの麦わら細工のオーナメントや、チェコのきびがら細工のキリスト降誕人形、もともとクリスマスツリーを飾る風習がない南ヨーロッパに見られる工芸的なオーナメントなど、約600点が陳列され、クリスマスの歴史的な奥深さを堪能できそうです。
また11月14日からは、令和3(2021)年の干支をテーマにした正月の企画展『牛のおもちゃ』も。約120点の牛の郷土玩具を“豊作祈願”や“幸運のマスコット”“厄除け”などグループごとに展示。造形の面白さと牛に託された人々の願いを見ることができますよ。師走を迎え、本格的に忙しくなる前に見学するもよし、年末年始に家族でのんびり見学するのも、またよしですね。2021年2月16日まで。
詳細情報
- 開催期間
- 2020年10月30日(金)~2021年1月17日(日)
- 時間
- 日本玩具博物館
(姫路市香寺町中仁野671-3)
GoogleMapで探す - 休館日
- 水曜日、年末年始(12月28日~1月2日)
- 入館料
- 大人600円、高大生400円、子ども(4才以上)200円
- 問い合わせ
- 日本玩具博物館
TEL 079-232-4388
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