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感染症と闘う“縁起物”としての玩具を展示
あかりの鹿児資料館『疫病退散!郷土玩具展 ~コロナに負けない~』 加古川市
加古川市の「あかりの鹿児(かこ)資料館」で6月16日、特別展『疫病退散!郷土玩具展 ~コロナに負けない~』が始まりました。7月26日まで。
同館は、江戸時代より綿花の栽培が盛んな加古川で、明治時代に木綿のランプ芯を製造販売したランプ屋が基となり、企業の資料室としてスタート。館名は、『播磨国風土記』に記された加古川の地名由来の話にちなみ、加古川を表す「鹿児」の文字を用いているそう。1997(平成9)年には財団の認可を受け「財団法人あかりの鹿児資料館」となり、館内では電気よりも前の時代に屋内で使用したあかりの道具の展示が行われています。
今回の展示は、「“コロナに負けない”との思いを共有するきっかけになれば」と企画。館内では、かつて疱瘡(天然痘)を除けるには赤い物がよいとされて活躍した「赤べこ」や「さるぼぼ」、「ダルマ」といった郷土玩具のほか、文政5年(1822)の大坂でのコレラ流行時に作られるようになった「神農さんの虎」、厄除けのお守り「蘇民将来(そみんしょうらい)符」など、疫病除けや病気の治癒を願って作られた御守りや縁起物としての玩具が紹介されています。
詳細情報
- 開催期間
- 2020年6月16日(火)〜7月26日(日)
- 時間
- 10:00~17:00
- 場所
- あかりの鹿児資料館
(加古川市加古川町粟津803-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
- 料金
- 大人300円、高・大学生・65歳以上200円、中学生以下無料
- 問い合わせ
- あかりの鹿児資料館
TEL 079-421-2191
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