アニエス・ヴァルダが遺した、宝石のような映画たち。

元町映画館『アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』神戸市中央区

　元町映画館（神戸市中央区）で4月4日から17日まで『アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』が上映されます。

　映画史にその名を刻むフランス人監督アニエス・ヴァルダ。昨年3月に享年90歳で亡くなり、元気な姿を見せた直後の訃報に地元フランスの映画人はもちろん、世界中のシネフィルたちが驚き、その死を悼みました。

　ヴァルダが60余年の自身のキャリアを振り返る、集大成的作品で遺作となった『アニエスによるヴァルダ』のほか、1954年に製作された長編劇映画デビュー作『ラ・ポワント・クールト』と、事務所兼自宅を構えるパリ14区の商店街の人々の暮らしを点描した1975年の傑作ドキュメンタリー『ダゲール街の人々』が劇場初公開となります。

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