僕と娘の10年間、天国の君との10年間。

映画『ステップ』

重松清原作、飯塚健監督、山田孝之主演、残されたものたちが新たな一歩を踏み出す物語『ステップ』が4月3日より公開されます。
©2020映画『ステップ』製作委員会
インパクトの強い役柄をこなすイメージのある山田さんが今回演じたのは、妻に先立たれ仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会で懸命に生きるシングルファーザーの健一。試写会では、不器用ながらも一歩一歩、ゆっくりと歩んでいく父娘の10年間に涙する人が続出したといいます。

本作に惹かれた理由について「シンプルな親と子の物語を演じたことがなかったので、まずそこに興味がありました。自分が娘を育てたらどうなるだろう、妻を失ったらどうするだろうということを、健一として経験してみたかったんです」と語る山田さんがどのような父親として映るのか。そして、秦基博さん映画のために書き下ろした主題歌「在る」がどのように物語を包み込むのか見ものです。ぜひハンカチを手に、人の温もりを感じながら2人の‟家族のカタチ”を見届けてください。

＜ストーリー＞妻に先立たれてから1年。健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動し、2才の娘・美紀（中野翠咲）と再出発を決意する。しかし、子育てと仕事の両立は上手くいかないことだらけの毎日だった。そんな姿を見かねた義理の父母から娘を引き取ろうかと提案されるが、健一は妻と夢見た幸せな家庭を「天国から見守る彼女と一緒に作っていきたい」と男手一つで育てることを決める。美紀の保育園から小学校卒業までの10年間。様々な壁にぶつかりながらも、泣いて笑ってゆっくりと“家族”への階段をのぼっていく―。

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