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地域の歴史を示す、重要な遺構
猪名野神社本殿・拝殿・幣殿「県指定重要有形文化財(建造物)」に指定
2月20日、伊丹市の猪名野神社本殿と拝殿を繋ぐ幣殿の計3棟が大規模な建物が複合的に連なる形式が貴重であると評価され、「県指定重要有形文化財(建造物)」に指定された。
同神社の本殿は隅木入春日造本殿の中世末期に始まる多様な形態を示しており、近衞家の援助を背景とするこの地域の歴史を示す上で重要な遺構であるとされる。また、拝殿と幣殿は、近世に入ると増える複合社殿の形式をしだいに整えていったこと、伊丹郷町の祭礼形式を伝えている点が評価されたという。
神社の境内は本殿・拝殿・幣殿を中心として、周囲にいくつかの摂末社、神輿蔵、社務所を配置。近世、伊丹郷町の酒造家・町人等が寄進した燈籠・碑や算額、絵図など、伊丹の歴史を語る上で必要不可欠な遺産が数多く残されている。
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詳細情報
- 認定日
- 2020年2月20日(木)
- 場所
- 伊丹市宮ノ前3丁目6-4
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