マネ、ルノワールなど、印象派の代表作が集結

【中止】神戸市立博物館『コートールド美術館展　魅惑の印象派』

　神戸市立博物館（神戸市中央区）で『コートールド美術館展　魅惑の印象派』が開催される。（3月26日更新：新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3月28日からの開幕が当面延期に。再開時期などについては、公式サイトで確認）。

　ロンドンのコートールド美術館は、イギリスが世界に誇る印象派およびポスト印象派の殿堂として知られる。マネ最晩年の傑作《フォリー＝ベルジェールのバー》、ルノワールが第一回印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、セザンヌ《カード遊びをする人々》、精神を患ったゴッホがサン＝レミの療養院に入院する前に描いた最後のアルル郊外の風景《花咲く桃の木々》など美術界の巨匠たちの作品が所蔵されている。

　これまで外部に貸し出されることが滅多になかったこれらの作品が、美術館の改修工事を機に来日。コートールド美術館が研究機関であるという側面にも注目し、美術史研究や科学的調査の成果を取り入れた構成となっており、絵画や彫刻、資料など約60点が展示される。

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