生姜が効いた甘辛い“春の家庭の味”

兵庫の味『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』発売

　『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』が2月17日より期間限定で販売される。数量限定、なくなり次第終了。

　カルビー株式会社は、47都道府県の“地元ならではの味”の商品を開発する「♥ JPN（ラブ ジャパン）」プロジェクトとして、2017年より地元の味を再現したポテトチップスを発売。“兵庫の味”として、2017年度「ぼっかけ味」、2018年度「加古川かつめし味」に続き、今年度は「いかなごのくぎ煮味」が登場する。いかなごのくぎ煮の材料を使った甘辛いパウダーをベースに、アクセントとなる生姜の味をしっかりと効かせた味わいとなっている。

　生の新子（いかなごの稚魚）を醤油・砂糖（ざらめ）・生姜で煮詰めた「いかなごのくぎ煮」は瀬戸内海東部沿岸部の郷土料理、春の風物詩として根付いており、初年度からインターネット上の募集にはリクエストが多かったという。兵庫県産いかなごの手配が難しく今まで実現に至らなかったが、1年以上前から原料探索を行った結果手配が可能になり、今年満を持しての発売となる。いざ開発が進むと味の再現にも苦戦したといい、開発における試行錯誤が通常10回前後のところ同商品は30回以上。カルビー株式会社の担当者は「醤油・砂糖・生姜のバランスが難しかったが、地元の方にも納得してもらえる商品ができたのではないか」と話していた。

　同商品は、兵庫・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山の6府県と、神戸ハーバーランドumie店を含むアンテナショップにて販売される。

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