秀吉、千利休らが愛した名湯で茶会

有馬温泉『第70回 豊公を偲ぶ 有馬大茶会』　神戸市北区

　神戸市北区の有馬温泉一帯で11月2日と3日、『第70回 豊公を偲ぶ 有馬大茶会』が開催される。

　戦国時代、豊臣秀吉は心身を癒しに度々有馬温泉へ訪れ、茶人・千利休らと茶会を開き楽しむ一方、戦や大火、天災によって大打撃をこうむった有馬に大規模な改修工事を施すなど、その後の繁栄に計り知れない影響を与えたとされている。同イベントは太閤を偲び、茶の湯のこころと有馬温泉の風情を多くの人に味わい楽しんでもらおうと昭和25年より始まり、今年で70回目を迎える。善福寺にて献茶式が行われ、その後「有馬グランドホテル雅中庵」、「念仏寺」、「温泉寺」の3ヵ所で副席を開催。点心席は、「有馬の工房」のほか、“点心席”の表示を掲げた飲食店、約16店から選ぶことができる。

　本部席のある阪急バス有馬案内所前と有馬グランドホテルを結ぶ無料のシャトルバスも運行。8時30分から16時30分まで。

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