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昭和25年ごろの異国情緒あふれるトアロード
神戸文学館 企画展『トアロード~お洒落で不思議な国際通り』 神戸市灘区
神戸文学館(神戸市灘区)で12月24日まで、企画展『トアロード~お洒落で不思議な国際通り』が開催されている。
居留地と北野町を結ぶトアロードは開港以来、神戸を代表する坂道として知られている。雑居地として開発された北野あたりに外国人が住むようになり、職場(居留地)と住居(北野町)を真っ直ぐに結ぶ道として整備され、英語表記の看板を掲げた店も並んでいた。谷崎潤一郎は『細雪』で高級イメージの代名詞として登場させ、俳人の西東三鬼は小説『神戸』でコスモポリタンな人が集まる場所としてトアロードが描かれた。同展では、トアロードを象徴するトアホテルが焼失する昭和25年ごろまでをピックアップ。トアロードや周辺の写真パネルをはじめ、明治・神戸の雰囲気を伝える品、トアロードを舞台にした文学作品の引用を通して当時の情景を知ることができる。また会期中には、映画評論家・津田なおみさんによる記念講演会「託した『美の幻影』~谷崎潤一郎と映画製作」も行われる。
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詳細情報
- 期間
- 2019年10月1日(火)~12月24日(火)
※水曜休館、祝日の場合は翌日休館 - 時間
- ・平日 10:00~18:00
・土日祝日 9:00~17:00 - 場所
- 神戸文学館
(神戸市灘区王子町3-1-2)
GoogleMapで探す - 入館料
- 無料
- 関連イベント
- 記念講演
「託した『美の幻影』~谷崎潤一郎と映画製作」
日時 11月16日(土)14:00~15:30
講師 津田なおみ(映画評論家)
定員 50人
参加料 200円
申し込み方法 神戸文学館に直接、もしくは電話で申し込み - 問い合わせ・申込
- TEL 078-882-2028
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