昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。今日、僕以外の誰も知らない―。

映画『イエスタデイ』

　ザ・ビートルズが消えてしまった世界で、唯一その存在を知る売れないシンガー・ソングライターの活躍をビートルズの名曲の数々に乗せて描いた『イエスタデイ』が10月11日より公開される。

＜ストーリー＞イギリスの小さな海辺の町サフォーク。売れないシンガーソングライターのジャック（ヒメーシュ・パテル）は親友・エリー（リリー・ジェームズ）の献身的なサポートも虚しく全く売れず、音楽で有名になるという夢をあきらめかけていた。そんなある日、世界規模で謎の大停電が発生。真っ暗闇の中、ジャックは交通事故に遭ってしまう。昏睡状態から目を覚ますと史上最も有名なバンド「ビートルズ」が存在していないことに気づく。世界中でビートルズを知っているのは彼だけ。ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況。瞬く間に話題となり、その曲に魅了された人気ミュージシャン、エド・シーランからツアーのオープニングアクトを依頼されてしまう。ついにメジャーデビューのオファーが舞い込み、思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが─。

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